高齢、病気、こども連れ。災害時に安全に避難するためには?
6月2日から3日にかけて日本列島に接近した大型の台風6号。各地で激しい雨や暴風、土砂災害、河川の氾濫などの危険が高まったり線状降水帯が発生したりと、非常に大きな影響を及ぼしました。6月3日に放送されたCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、先月28日以降に運用された「新たな防災気象情報」について、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介します。
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5月28日、気象庁は警報・注意報などの防災気象情報を大幅にリニューアルしました。警戒レベルを表記したり危険情報を新設することで、受け手にとってわかりやすく情報を整理し、より速やかな避難行動に繋げることが狙いです。
小高「5月の末から7月にかけて、台風が来たり梅雨のシーズンになったりするので。気象が荒れることを想定して、この時期にルールが変わる場合があるみたいですね」
大きな変更点は、警報・注意報の情報名に「レベル」が合わせて付くようになったことです。例えばこれまでの「大雨警報」が「レベル3大雨警報」といった具合に変わります。
これによって警戒レベルが段階的に分かり、安全確保のための行動に繋がりやすくなるのです。
また、警戒レベル4相当の情報は「危険情報」に位置づけられました。危険な場所からの避難が必要な状況であると考えられる場合は、レベル4相当の危険警報として発表されます。
今回の台風でもレベル4の警報が各地で発令されました。
つボイ「新しい規則は僕らが行動しやすくなるというか、行動するべきかどうかがわかりやすいですね」
小高「数字でレベルを表しているので、直感的にどう動けばいいのか、わかりやすいですよね」
避難するレベルはそれぞれ
特に今回の台風6号では、土砂災害や河川の氾濫などでレベル4相当の危険警報が出た自治体も少なくありませんでした。
小高「レベル4が発表されたら、災害が発生する恐れのある地域の人は、自治体からの避難情報を確認してください。避難情報が出ていなくとも、自身の状況や周囲の様子から状況に応じて身を守る行動を心掛ける必要があります」
レベル4は自治体から避難指示などが出る段階です。自治体によっては防災アプリで簡単に確認できるところもあるため、そういったものを活用しながら随時状況を把握するとよいでしょう。
しかし、「じゃあレベル3ならいいか」と安心してはいけません。場合によってはレベル3で避難するべき状況もあります。
小高「レベル3は危険な場所にいる、もしくは高齢者や小さなこどもがいるなどで避難に時間のかかる人が、避難を検討したり準備を進めておく目安です」
年齢や健康状態によって、避難にかかる時間や大変さは変わってきます。レベルを目安に、自分の状況を照らし合わせて判断していくことが大切です。
スマホの機能も活用して
また、リスナーからこういった投稿も寄せられました。
「夕べから頻繁にスマホの警報音が鳴っていましたが、今朝は河川の氾濫の危険が出てきたとのことで、警報音だけでなく本文を音声で読み上げてくれました。スマホにそんな機能があったなんてびっくりしたと同時に、ありがたい機能だなと感心しました」(Aさん)
つボイ「今はスマホでそんな知らせ方をしているんですね。アラームだけでなく、具体的な情報を音声で教えてくれる」
スマートフォンが避難指示などの緊急速報を読み上げるのは、機種やOSに搭載されている「自動読み上げ機能」によるもの。自分の地域の最新の情報だけを正確に確認することができるため、特に年配の方などにとっては有効に活用するとよい機能です。
新しい情報やサービスをしっかり生かして、災害時でも自分や家族の身の安全をきちんと確保できるようにしたいですね。
(吉村)
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