園児を笑顔に!長野の高校生ヒーロー「駒工ファイターズ ホウケン」
長野県南部、伊那谷のほぼ中央に位置する駒ケ根市で、高校生が作ったご当地ヒーロー「駒工ファイターズ ホウケン」が活躍しています。1月29日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、駒ケ根工業高校電気科3年生の板山正宗さんと安田亜久吏さんに話を伺いました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く宝剣岳から名付けたヒーロー
ヒーローの名前は「ホウケン」。額に角が2本あり、ベルトを巻いた、仮面ライダーのような姿をしています。駒ケ根市内から望むことのできる中央アルプスの宝剣岳にちなんで名付けられました。ヒーロー役は板山さんが務めています。
メンバーは5人構成。ヒーローのホウケンのほか、かわいい宇宙動物の疾風太郎、宇宙からの侵略者ワルサーとイナリ、司会進行役が登場します。
これまで公園や保育園、幼稚園などで4回のショーを行ないました。ショーのストーリーは、宇宙からの侵略者ワルサーとイナリが地球侵略にやってくるところから始まります。
それに立ち向かうために、自分の星を破壊された宇宙人・疾風太郎と、地球のヒーロー・ホウケンが協力して戦い、地球を救うという内容です。
20年前の伝統を復活
この活動は3年生の卒業研究から生まれました。テーマを決める際、担当の西村先生から「コマレンジャー」の復活を提案されたのがきっかけです。
駒ケ根工業高校には20年前、「コマレンジャー」「コマファイブ」というヒーローがいました。しかし板山さんたちが1年生の頃、部員不足で同好会が廃部になってしまったのです。
脚本は西村先生が作成しました。もともとこのヒーローの制作に携わっていた先生は、一度別の高校に転任。再び駒ケ根工業高校に戻ってきた際、復活を後押ししてくれたといいます。
一からの挑戦
衣装はネットで購入した素材をもとに、自分たちでデザインして制作しています。
板山さんは昔から戦隊ものが好きでしたが、ショッピングモールなどで行なわれるヒーローショーを見に行った経験はなく、本当に一からの挑戦だったそうです。
ヒーロー役は5人の中で一番体格のいい人ということで、身長182センチで陸上経験者の板山さんが選ばれました。
公演以外では週に1回、3時間ほどの課題研究の授業があり、基本的にこの時間内で小道具作成やショーの練習を行ないました。しかし時間が全く足りなかったため、夏休みや放課後、土日を使って完成させてきたといいます。
羞恥心が楽しさに変わった
板山さん「最初は活動に対しての羞恥心などがあったんですけど、観客の大歓声もあって、楽しさに変わってきました。2回目以降の公演は慣れてきたこともあり、とても楽しく行なうことができました」
幼稚園での公演では園児たちの歓声が大きく、自分たちで作って練習を重ねてきた甲斐があったと実感できたそうです。
課題研究の活動は終わりますが、全校研究発表会でコマレンジャーを紹介した際、目を輝かせていた後輩がいたそうで、継承に期待しているといいます。
悪役にも楽しさがある
ここで、悪役・イナリ役の安田さんにも話を聞きました。
安田さんは『仮面ライダー鎧武/ガイム』などが小さい頃から好きで、自分も挑戦したいと思いコマレンジャーに入ったそうです。担当は悪役ですが、その楽しさもあると話します。
ヒーローも悪役も、全員が役割を楽しみながら園児を笑顔にしています。
(minto)
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