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選挙戦開始!転載アカウントやフェイク動画に要注意

選挙戦開始!転載アカウントやフェイク動画に要注意

2月8日に投開票日を控えた第51回衆議院議員選挙が1月27日に公示され、選挙戦の火ぶたが切って落とされました。各メディアを舞台に、物価高対策や保険料の引き下げ、外国人問題などに関して各党が公約の主張を始めています。1月27日に放送されたCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが選挙戦に向けて注意喚起をします。

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選挙期間中は政治の話ができない?

令和の選挙戦は、SNSやネットをいかに活用するかがポイントとなってきています。この背景には、日本のメディアのとある特徴がありました。それは選挙期間中に政治トピックを取り上げる場合は、公平・公正を期さなければならないというものです。

その一方、「公平・公正」を気にするあまり、メディアが政治トピックを取り扱わないようにする傾向になってきました。

小高「正確な情報を伝える必要はありますが、構えすぎてしまっていた。委縮しすぎて、対一方で自由にいろんな発信をしているSNSに情報を求めて人が集まってしまう、という状況になってました」

偏った情報の発信にならないように配慮する必要はありますが、本来であれば選挙の時こそ積極的に情報を伝えていかなければならないものです。

AIによる巧妙なフェイク

そんな背景から発信の舞台としてSNSが活用されていた近年ですが、その特性ゆえのトラブルも多く見られました。リスナーからはこんな投稿が。

「衆議院選が今日から公示ですね。私が有権者として気をつけたいと思っているのは情報です。
このところ選挙のたびにネット上には真偽不明の情報が出回りますし、対立候補をデマで妨害するような事件も起きています。デマは昔からありましたが、最近はAIの進歩により、より本物に見えるものが出回るようになってきています。

一昔前まではテレビやラジオ、新聞さえ見ていればそれでよかったのに、AIの発達のおかげで情報を見極めるという手間がかえって増えてしまったように感じます」(Aさん)

つボイ「あたかも本人が発言したかのように見えるコメント動画とかね」

小高「フェイク画像やフェイク動画なんかも、新聞記事やテレビのニュース番組を装っていかにも本物らしく作られていますからね」

内容はでたらめであったり信ぴょう性に欠けるものでも、非常に精巧に出来ているためパッと見てもフェイクだと判断が付きにくいのです。

転載アカウントに要注意

また、こんなニュースも。
外国人問題や政党批判などに関する政治関連の投稿をXで組織的に転載し、情報を拡散していた70のアカウントの存在が明らかになったというものです。
気づかれないように、世論への介入を謀った疑いがあり、今回の衆院選でも注意が必要だと言われています。

情報分析企業「ジャパン・ネクサス・インテリジェンス」によると、これらのアカウントはそれぞれ個別に活動しているように見えて、同じ時刻に同じ内容を投稿したり、プロフィールで共通の絵文字を使ったりしていたとのこと。
また、手法が巧妙で、従来の分析では検知が難しいという特徴もあるようです。

SNSで情報を得る際は、このように意図的に、組織的に情報操作を行なっているアカウントもあるという事を念頭に置いておく必要があります。

分かっていても…

小高「こういった情報拡散が横行しています。随分意図的だな、完全にフェイクだなと分かっていたとしても、繰り返し見ることによってそのイメージが残ってしまう。それによって自分の投票行動を変えられてしまうといったこともあるので、正確な情報のもと、冷静に判断する必要があります」

頭では虚偽の情報だと理解していても、何度も目にすることで潜在的に意識に残り、それが印象づいてしまうのです。

つボイ「やはり拡散という行為の影響力は思った以上に大きいですね」

小高「ネット上の真偽のほどは、この時期特に気をつけないといけません」

仕入れた情報はそのまま鵜呑みにはせず、テレビや新聞、ラジオなど他の情報と照らし合わせたり見比べたりして、できるだけ正しいかどうかを見極めることが大切だと締めくくりました。
ネットやAIなどの便利なツールは、賢く使いこなした上で投票に臨みたいものです。
(吉村)
 

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