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ニッチな「地元ネタTシャツ」、ネタ集めは意外な方法だった

ニッチな「地元ネタTシャツ」、ネタ集めは意外な方法だった

『CBCラジオ #プラス!』の光山雄一朗アナウンサーは、先日転勤する知人が送別会でもらったTシャツに興味津々。それは愛知ならではの“地元ネタTシャツ”だったのです。気になった光山はこのTシャツのアパレルブランド「Jimotoism」を取材し、12月15日の放送で紹介しました。聞き手は三浦優奈です。

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愛知の地元Tシャツがニッチ

転勤する光山の知人が送別会でもらったTシャツは、愛知の地元ネタを胸元にデザインしたものでした。

描かれていたのは、名古屋市でおなじみのバスレーン。
3車線の道路で、右折レーンが真ん中に来る独特の表示をイラスト化し、「this is Aichi.」と英語で添えられているデザインです。

三浦「これ、愛知独特なんですよね」

光山「県外出身の僕も来た時びっくりしましたよ」

面白いデザイン性だと感じた光山は、このTシャツをデザインしたアパレルブランドを調べることにしたそうです。 

他の県もニッチだった

このTシャツは「Jimotoism」というアパレルブランドの商品。
Jimotoismでは47都道府県それぞれの地元ネタをTシャツにデザインしており、1枚につき1つのネタが描かれています。
各都道府県に4~5種類ほどあり、合計で約200種類にもなるそうです。

愛知県ではバスレーンのほかに、鉛筆が非常に尖っている状態を表す「とっきんとっきん」や、体力テストの「反復横跳び」のイントネーションなどがモチーフに。
また、岐阜県では漢字ドリルや計算ドリルを「カドケド」と呼ぶ文化、三重県では3日後を「ささって」、4日後を「しさって」と呼ぶ表現がデザインに落とし込まれています。

岐阜県と三重県の地元ネタを知らなかった三浦は「県民だけが知ってるようなところをいってるってことですね」と納得していました。

デザインのきっかけは

Jimotoismのデザイナーであるカナメクトさんは、服飾専門学校出身で埼玉県の出身です。

ブランド誕生のきっかけは、地元の祭りでした。
友人から「自分でデザインしたTシャツを作って売ってみないか」と声をかけられ、地元あるあるをデザインした100枚限定のTシャツを制作したところ、即完売したといいます。

その経験から、「服を通して地元愛や懐かしさを形にできる」と感じ、埼玉県全体、さらには全国へと展開していきました。

今年の夏頃に、47都道府県すべてのTシャツが出揃ったそうです。

ネタ集めは意外なあそこ

このようなニッチなネタをどのように集めているのでしょうか?

カナメクトさんに取材した光山は、「あるある動画そのものを見るのではなく、コメント欄を見る」と紹介しました。
動画に寄せられるリアルな声や、共感が集まるコメントの盛り上がりを重視し、そこから地元の“本当の声”を拾い上げているといいます。

現在もっとも売れているのは愛知のバスレーンTシャツで、SNSでの反響も非常に大きいそうです。

光山「地元愛がこのエリアは強いのかもしれませんね」

三浦「強いと思うわ。すごく共感してました」

Jimotoismの公式ホームページには各都道府県のTシャツラインナップが見られます。

光山「見るだけでも会話が盛り上がると思います」

皆さんの地元ネタは一体なんでしょうか?
(ランチョンマット先輩)
 

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