次世代の人気アナを目指す若手アナウンサーたちがしのぎを削る、のびのびトーク番組ＣＢＣラジオ『アナののびしろ』。友廣南実アナウンサーの「笑っチャージ」は、リスナーが夜寝る前にクスッと笑って、明日からまた元気に過ごせるようなエネルギーチャージを目指すコーナーです。10月17日の放送では、予約が取れない超人気皮膚科で医師から言われた衝撃的な言葉を友廣が振り返りました。

キャンセル枠をゲット！

友廣は、世間一般的にいう「乾燥性敏感肌」で、赤みやニキビができやすい体質。肌がボロボロになったときにメイクさんに相談したところ、名古屋に芸能人も通う超有名な皮膚科があると教えてもらいました。

調べてみたものの、予約は全然取れません。毎月10日正午になると次の月1ヶ月分の予約診察枠が出るものの、即完売レベルの人気ぶり。友廣も毎月10日の正午を狙い続けましたが、いつもバツマークばかりでした。

そんな中、約1ヶ月前にたまたまキャンセル枠が出現。奇跡的に予約を確保することができました。

ゆで卵肌のインスタ投稿に夢中

その皮膚科はインスタグラムも運営していて、友廣は毎日欠かさずチェックしていました。

「私と同じ乾燥性敏感肌の人が、数ヶ月にわたってこの薬を服用、塗ったら、今ではお肌がつやつやで安定しましたと。まさに、剥きたてのゆで卵のような美白でツヤツヤ」

そういった投稿では、顔を左右に揺らしながら自信満々に艶肌を見せる人たちの姿が。まるで「見て見て！」と言わんばかりの自信に満ちた表情でした。

皮膚科の女性医師自身もインスタライブに登場。やはり年齢を感じさせない肌の持ち主だったといいます。

友廣は「うわーこれは楽しみだな。これ予約できたの結構すごいことなんじゃないかな！」とワクワクしながら当日を待ちました。

キラキラ輝く院内

いよいよ予約当日。店に入ると空気がガラッと変わります。大理石の床に真っ白の壁は「レフ板か」というぐらいキラキラに輝いていました。

受付の女性も、もちろんツヤツヤ肌。ほぼノーメイクに見えたものの、きめ細やかな肌が輝いて見えました。

「私ももしかしてここに通ったら、こんなにきれいなお肌を手に入れられるかもしれない！」

テンションが上がってきた友廣の口調が、なぜかここから大阪弁に変わります。

待合室には15人ぐらいの患者が待機。皆さん帽子を深くかぶり、大きなマスクをつけていました。

「もしかしたらあの人、結構スタイルいいし、東京から来たあの有名な人かな？芸能人かな？モデル？」

こう期待した友廣は、自分も慌ててカバンからマスクを取り出してつけたそうです。

5分の診察とあの薬

診察室に入ると、インスタで見ていたあの女性医師がいました。

「やっぱり輝いてる。まぶしい。トゥルントゥルン！」

触ったら弾力がすごそうな、きれいな肌の持ち主でした。

先生は友廣の顔を見た瞬間に「あ、乾燥性敏感肌でしょ」と言い当て、「この薬を塗ったら、赤い吹き出物やニキビも全部なくなるよ」と説明してくれました。

「これこれ、これが欲しかった！やっともらえるー」

診察は5分ほどですぐに終了しましたが、友廣はインスタで見ていた薬をもらえることにウキウキ。早く家に帰って塗るのが待ち遠しい気持ちになりました。

まさかの追加診断

しかし診察が終わって「ありがとうございました」と言った後、先生に「ちょっと」と呼び止められました。

「友廣さん、あなた目の下あたり、結構シミができてますよね」

確かに日焼けをするような仕事をしていて、最近出てくるようになったと答える友廣。しかし先生の指摘はそれだけではありませんでした。

「頬の赤みもかなりひどい方なんじゃないですか」「顔、結構くすみに悩んでるんじゃないですか」

聞いてもいないことをどんどん言われ、挙げ句の果てには「小鼻が若干広がりやすいですよね」という衝撃の言葉まで。

肌より心がボロボロに

友廣は「ちょっと待って！」と心の中で叫びました。

「私はニキビさえ治したら、気分よく1日、1年、なんならこれからずーっと過ごせると思
ったのに、もう大改造せなあかんねんや！」

ものすごくがっかり、どんよりした気持ちで帰ることになってしまった友廣。

「皮膚科に行ったのに、私、肌以上に心がボロボロになって帰ることになりました」と、さみしげに締めくくったのでした。
（minto）