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りんごを切る時は「スターカット」で栄養をより摂ろう

りんごを切る時は「スターカット」で栄養をより摂ろう

毎週月曜日の『CBCラジオ #プラス!』では、旬の食材を紹介しています。9月29日の放送では、名古屋市中央卸売市場名古屋青果の安藤さんが「中生(なかて)りんご」をピックアップしました。

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中生りんごとは?

有名なりんごの品種は11月末頃から増える「サンふじ」が有名ですが、9月末から10月にかけて出荷されるリンゴは、全国的にたくさんの品種が栽培されています。

リンゴは1年間販売されていますが、今からの時期はちょうど品種のバリエーションが飛んだ時期にあたり、そのリンゴが総じて「中生りんご」と呼ばれているとのこと。

甘味と酸味のバランスが非常に良い時期でもあります。 

種類は50ほど

秋はさまざまなりんごが楽しめる時期です。

有名なものは「信濃スイート」や「早生フジ」で、甘味と酸味のバランスがちょうど良い品種に仕上がってます。
赤黒く特徴的な見た目をしている「秋映りんご」は、果肉が固めで酸味が強めで最近人気が出てきました。
また、アップルパイやジャムの加工にも使われる「紅玉りんご」や、黄色いリンゴの「トキ」など様々。

安藤さんによると、50種類ほどの中生りんごが楽しめるそうです。

中生りんごの生産量1位は青森県。ついで長野県、岩手県と続きます。
今年は夏の暑さの影響で日焼けや干ばの影響があり、入荷は例年より少なめとのこと。
スーパーに並んでいるのを見つけたら積極的に手に取りたいところです。

美味しい見分け方と保存方法

安藤さんが美味しい中生りんごの見分け方と保存方法を紹介しました。

まず、赤い色がしっかり全体的に回っていて、持った時に重くてずっしりしているものが完熟に近いです。
またお尻の部分が黄色と茶色のような飴色になっているものが完熟傾向が強く、食味が良いとされています。

今からの時期は涼しいところで常温保存が可能です。
長く保存する場合、リンゴはエチレンガスが出て他の食材に影響を与えてしまうため、冷蔵庫に入れるときは必ず密閉できる袋に入れましょう。 

栄養が摂れるスターカット

最近推奨されている食べ方は「スターカット」と呼ばれる切り方。
皮を剥いて柵切りにする通常の切り方と異なり、りんごを横向きにし、1センチ幅ぐらいで輪切りにしてカットします。
輪切りにすると芯の部分が星のように見えることから名付けられました。

カットした後は皮ごと食べるのがおすすめです。
皮の付近や皮自体には食物繊維やビタミンが豊富に含まれているため、スターカットで無駄なく栄養を摂ることができます。

品種の多い今の時期に、様々なりんごをスターカットで味わってみてはいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
 

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