中日・祖父江投手と岡田投手が引退へ。安藤渚七、感謝の思い語る。

CBCラジオ『あんななのなななっ!』、生まれる前から中日ドラゴンズファンの“あんなな”こと安藤渚七が、ドラゴンズの魅力を伝える「ななのイチオシドラゴンズ」のコーナー。9月14日の放送では、今シーズン限りで引退を発表した祖父江大輔投手と岡田俊哉投手について振り返りました。ドラゴンズ一筋で戦ってきた2投手への感謝の思いと、20日に行われる引退セレモニーへの期待を語りました。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く地元出身のオールドルーキー
今シーズン限りで中田翔選手、祖父江大輔投手、岡田俊哉投手の3選手が引退を発表しました。
「本当に寂しくなります。3選手ともそうですけど、祖父江投手、岡田投手は特にドラゴンズ一筋でここまでやってきてくださった選手なので、思い入れも強いドラゴンズファンの皆様も多いのではないでしょうか」
祖父江投手は名古屋市中川区出身。地元の愛知高校から愛知大学、トヨタ自動車で社会人野球を経験した後、、2013年にドラフト5位でドラゴンズに入団しました。26歳でのプロ入りで、まさに「オールドルーキー」でした。今年は500試合登板も達成しています。
今シーズンはセーブ王争いをしている松山晋也投手のガンギマリな眼力が話題となっていますが、元祖の“眼光ビーム”は祖父江投手。
「小柄なんですけど、あのキリッとした目つきで、バッターはこれは打てないだろうって気にさせてくれました」
仲間が見た引退会見での表情
先週の『ドラ魂キング』にゲスト出演した中日OBの伊藤準規さんは、祖父江投手と親しい仲。
引退会見について「今まで見たことのないソブさんの表情でした。泣きそうな、いろんな思いが溢れたような表情をしてましたね」と語っていました。
安藤は引退会見を「祖父江投手らしい、和やかで面白い会見だった」と思っていましたが、伊藤さんの言葉を聞いて見返すと、確かにいつもとは違っていたかもしれないと感じたようです。
大怪我から復活した岡田投手の軌跡
岡田俊哉投手は2009年のドラフト1位でドラゴンズに入団。2023年の沖縄キャンプでは右大腿骨骨折という大怪我に見舞われました。
一度は育成契約となったものの、懸命なリハビリを経て再び支配下登録され、背番号11を背負い2軍戦にも登板。引退する選手とは思えないほどのスピードとコントロールは健在でした。
怪我を乗り越えて戻ってきた岡田投手の姿に、多くのファンが勇気をもらいました。
20日の引退セレモニー
祖父江投手と岡田投手は、20日のヤクルト戦で引退セレモニーを行います。
安藤は「こんな選手が今シーズンでいなくなっちゃうのは本当に寂しいですけど、行かれる方はぜひ目に焼き付けてください」とファンへメッセージを送り、「まだお疲れ様を言うのは早いので、これからまだまだ頑張ってください」と2選手へエールを送りました。
ドラゴンズファンなら目に焼き付けたい、特別な一日です。
(minto)
番組紹介

読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。