CBCラジオ清水藍、「ボカコレ2025夏」への投稿楽曲の進捗を報告

8月21日から25日まで、ニコニコではボカロ楽曲投稿祭「The VOCALOID Collection 2025 Summer」(ボカコレ2025夏)を開催されます。CBCラジオ『RADIO MIKU』では「ボカコレ2021秋」以来、メディアパートナーを務めつつ楽曲を投稿しています。17日の放送では、パーソナリティの清水藍が、ボカコレ通算8曲目となる新曲の進捗状況を報告しました。
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2月に開催された「ボカコレ2025冬」では、投稿楽曲数が過去最高の約7,400件となりました。
8月21日~25日開催の「ボカコレ2025夏」に向けて、プロアマ問わずボカロPが楽曲制作に勤しんでいる頃です。
「みなさん、曲作りの進捗はいかがですか?」と明るい声で呼びかける清水。
番組では清水藍 with ねじ式、もしくは清水藍 with みくばんP名義でオリジナル曲を投稿していますが、毎回曲作りがギリギリまでかかっており、都度番組でも報告されてきました。
清水「今回、もう曲ができました!」
この番組を収録しているのは12日。その前日の山の日、番組プロデューサーが一気に曲作りを進めたとのこと。
10日の放送で「4小節を練っている」と言っていた時点から大幅に進み、11日の終わりごろにフルサイズでバックトラックが完成。さらに仮歌までできているとのこと。
これまでになく早い進行です。
新部門「エキシビション」創設
気になる今回の楽曲、「今までの雰囲気とは違った曲に仕上がっていていい感じ」と清水。
残る作業は歌詞、調声、イラスト、動画制作ですが「1週間あれば余裕でできる」と自信満々。
その一方、番組タグのタイムラインでは「フラグwww」「すごいフラグ立てを見た」などと懸念のポストも。
なお今回の「ボカコレ」から、ルーキー(活動開始から2年以内のクリエイター対象)・TOP100・REMIXに加えて新たに「エキシビション部門」が新設されました。
これは再生数やマイリスト数などを競わず、自由に作品投稿や視聴を楽しんでもらう目的で新設された部門とのこと。
清水「我々は、このエキシビジョンに投稿します!」
新曲はランキング対象外となりますが、純粋に楽曲を楽しんでほしいとのことです。
他の楽曲コンテストも
投稿コンテストと言えば、先日「ソニコン SONICWIRE CONTEST 2025」の結果発表があったことに触れた清水。
この「ソニコン」は初音ミクなどの発売元であるクリプトン・フューチャー・メディアが運営する、「音」に関する製品をダウンロード販売する世界最大規模のストア「SONICWIRE」主催の楽曲コンテスト。
5回目の開催となる今回は1135曲の応募があり、最優秀賞を受賞したのが「夕映えノート」(hinode° feat. 宮舞モカ、京町セイカ)でした。
清水「前からいろいろなところで言ってますけど、MVを見ずに曲だけ聴いた時に、色や景色が広がる楽曲が大好きなんです。
この曲はまさに茜色の空、地面に伸びる長い影、2人の影が重なって何か話しながら日常を過ごす様子なんかが思い浮かんで、すごく素敵な曲だと思います」
この曲について、hinode°さんは「この曲は中学時代の学校の帰り道や放課後を思い出して作った楽曲です。聴きどころは楽しさあふれるコード進行とコロコロ変わる展開だと思っています」とコメントを寄せました。
「ボカコレ」をはじめとする投稿イベントやコンテストは、活躍中のクリエイターだけでなく新たな才能の発掘の場でもあります。
番組チームの楽曲のみならず、他の投稿楽曲も楽しみです。
(葉月智世)
番組紹介

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