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迷信?それとも科学的な根拠が?「食べ合わせ」の謎

迷信?それとも科学的な根拠が?「食べ合わせ」の謎

特定の食材を組み合わせて食べると、体調を崩すと言われます。例えばうなぎと梅干、トマトときゅうり、ナスとそばなどが挙げられますが、実際にはどうなのでしょうか?8月1日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』では、週刊新潮の記事などを基に、食べ合わせの謎について北野誠と氏田朋子が話題にします。

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トマトときゅうりはグッド

北野「皆さん気にしてるのかな?例えばトマトときゅうりなんかしょっちゅう食べてるよね。夏に身体冷やすのに一番やがな」

昔はキュウリの酵素であるアスコルビン酸酸化酵素がビタミンCを壊すと思われていました。しかし、最近では破壊されたビタミンCは体内で再び還元されるため、栄養価へ影響がないことがわかっています。

北野「卵を1日3個以上食べたらあかん、コレステロールが高くなるからと言われていたけど、後に何個食べても大丈夫と訂正されましたね。それと同じですね」

トマトとキュウリは夏野菜の定番で、水分補給にもいいので、たくさん摂りましょう。

ナスとそば、うなぎに梅干し

ナスとそばの食べ合わせもよく言われます。
両方とも体を冷やす食べ物で、これが消化不良につながると考えられていたようですが、最近は栄養学では一切問題ないとのことです。

ナスには高血圧やむくみ予防に役立つカリウムが多く、そばには血管を強くするルチンや疲労回復を期待できるビタミンB群もたくさん含まれています。

また悪い食べ合わせの代表例と言われるうなぎと梅干も問題ありません。
冷蔵庫がない時代は保存環境が悪かったため、うなぎが腐敗して酸味が出ていても梅干しと一緒に食べると気付けないことから、一緒に食べない方がいいと言われていたようです。

北野「僕は毎朝梅干を食べていますからね。朝、クエン酸はとらないとね」

マヨネーズは万能?

中川淳一郎さんのコラムで、名古屋以外の人に「冷やし中華にマヨネーズを添える」と言うと驚かれる、との話題がありました。

北野と氏田は「名古屋地区では普通ですし、今やコンビニとかでも一緒に売っていたりしますよね」と言います。

そもそも北野がこどもの頃、たこ焼きやお好み焼きにマヨネーズをかける習慣は記憶にないそうです。いつからマヨネーズをかけだしたのでしょう。
ちなみに北野はすべてマヨネーズの味になる、という理由でマヨネーズを断ることがあるそうです。

マヨネーズをカツオの刺身に付ける食べ方は、漫画『美味しんぼ』(原作雁屋哲/作画:花咲アキラ)によれば、カツオ漁師がたまたまサラダの上に落としたことがきっかけで、遠洋漁業の漁師の間で流行したそうです。

「天ぷらに塩」問題

北野が最近、興味をもったのが塩問題。

北野「一番面白いのは、ソースがなく塩で食べさせるトンカツ屋でがっかりしたことですね」

氏田「蕎麦屋で塩でどうぞ、というもありますね。私はつゆの方が好みですけどね」

北野「塩原理主義になってるところあるよね。塩の種類も何種類かあって、天ぷら屋だと岩塩、抹茶塩、天つゆとかですね。さすがにそういうところはウスターソースはないよね(笑)。
海老をパリパリに揚げたところでレモンをかけてお塩で、と言われますね。いきなり天つゆつけたら怒られます」

氏田「私、天つゆにドボッと付けるの好きやねんけど」

北野「俺も付けるタイプや。大将、そんなに眉間にシワ寄せんでも、食べたいものを食べさせてください」
(みず)
 

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