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つボイノリオが後悔?巨人軍のパーティで起こした失態とは

つボイノリオが後悔?巨人軍のパーティで起こした失態とは

今月3日に肺炎のため89歳で亡くなった「ミスタープロ野球」こと長嶋茂雄さん。葬儀と告別式には王貞治さんや松井秀喜さんをはじめ、元チームメイトや教え子が参列して別れを惜しみました。6月9日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオが長嶋さんや王さんに関連したエピソードを語りました。聞き手は小高直子アナウンサーです。

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さよならミスター

長島さんの葬儀と告別式は今月8日、東京都内で非公開で行なわれました。
「ONコンビ」として名を馳せ、長嶋さんとともに9年連続で日本一を達成した王さんは弔辞で、「あなたは日本の健康優良児でした。存在そのものが日本人の誇りでした」と思いを語りました。

また長嶋さんの指導を受け、球界屈指の強打者に成長した松井さんは「私は長嶋茂雄から逃げられません。これからもそうです。それが私の幸せです」と感謝を伝えたとのこと。

祭壇はジャイアンツカラーのオレンジの花で敷き詰められ、背番号3のユニフォームや天覧試合での阪神戦でサヨナラホームランを放ったバット、国民栄誉賞受賞時に授与したバットなどが飾られました。

喪主を務めた次女の三奈さんは「最後まで『長嶋茂雄』を貫いた人生を送ったと思います」と挨拶しました。

リスナーの思い

野球界の英雄との別れに際して、リスナーからはこんな投稿が寄せられました。

「長嶋さんの告別式での松井秀喜さんの言葉『監督、今日は素振りないですよね?』。このフレーズでもらい泣きしてしまいました」(Aさん)

長嶋さんの写真を見ていると今でも、まるで現役時代のように「バット持ってこい。やるぞ」と言われそうだと語った松井さん。「今はその声を聞きたいです」と続けました。

「祭壇には長嶋さんの笑顔の写真の周りに永久欠番の3番のユニフォームや、巨人のチームカラーの花が飾られていました。また参列者は3で割り切れる数字96人。青空の日は空を見上げることにします」(Bさん)

つボイ「やっぱり偉大な人やなぁ」

小高「皆さんそれぞれ思いがありますよね」

振り返ると

そんな折つボイの目に留まったのは、「つボイさんも長嶋さんについて、何か思い出がありますか?」というリスナーからの質問。

つボイ「あれこれ考えたんですけど私、意外になくて。でも王さんはいろいろあるんですよ」

そう言って王さんにまつわるエピソードを語り始めるつボイ。

つボイ「私ね、王さんのエレクトーンの生演奏を聞いたことがあるんですよ」

なぜそのような機会に立ち会ったのでしょうか?

つボイ「読売巨人軍のホームパーティがあってね。家族を集めてクリスマス辺りにやるんです」

小高「選手とその家族の皆さんが集まるパーティってことね」

日本テレビ系列で放送されていた『おはよう!こどもショー』で、昭和50年代に司会を務めていたつボイ。その縁でこのパーティの司会を務めたそうです。

降板の原因?

巨人のホームパーティで司会を務め、さらに王さんの生演奏まで聞けたという最高の思い出かと思いきや、実はそうではなかったとつボイ。

つボイ「ユニフォーム脱ぐとね、誰が誰やらわからんもんやから…」

小高「背番号、大事(笑)」

私服姿での選手の顔と名前が一致せず、司会でもたついてしまったのだとか。
さらにその失態が、次の仕事にも影響を及ぼしたと言います。

つボイ「その時、ちょうど番組が『おはよう!こどもショー』から『ズームイン!!朝!』に変わるタイミングだったんですけど、私のその司会ぶりを見て『こいつは新しい番組では使えんな』と思われて降ろされました(笑)」

この事態を「大きなきっかけだった」と振り返るつボイですが、素敵な経験をしたのは間違いないでしょう。
(吉村)
 

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