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エスカレーターの片側集中問題に、大久保佳代子が考える秘策とは?

エスカレーターの片側集中問題に、大久保佳代子が考える秘策とは?

『真誠presents 大久保佳代子・森本晋太郎のどうぞご自由に』(CBCラジオ)は、愛知県田原市出身の大久保佳代子さんと、事務所の後輩であるトンツカタン森本晋太郎さんが送る「迷える人たちの道標となる解決型ラジオバラエティ」です。5月10日の放送では、「エスカレーターの片側立ち問題」に対して、大久保流の「真ん中立ち作戦」やトンツカタンによる「社会風刺コント」という斬新な解決策が飛び出しました。

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雨の日に気付いたエスカレーター問題

「今日、雨降ってるじゃないですか。久々のびちょびちょで」と話し始めた大久保さん。電車で九段下駅に到着し、エスカレーターに乗った時に「もうなんとかしないといけない」と気付いたそうです。

それは「エスカレーター、左側だけ立ったまま右側空いてるのなんとかしなきゃいけない」問題。

大久保「マジでダメだこれ。限界」

森本「右側は全然空いてるのに、左側でずらっと行列になっちゃってる」

ブラックマヨネーズの小杉さんとSHELLYさんも、テレビでこの問題を挙げていたそうです。

大久保「日本のエスカレーターは消耗が早いんだって。他の国だと何年持つところを、やっぱり歪みが起きるわけじゃん」

片側だけの利用によって、エスカレーターの寿命が短くなってしまうようです。

左右の使用感の違いを実感

大久保「エスカレーター登ってる時に、左側が黒いというか、ちょっと色が違うわけよ、右と左と。なんならもう削れてるんじゃないかぐらい」

左右均等に乗る習慣が広まれば、エスカレーターの維持費も削減できると指摘します。

大久保「今でしょ!」

森本「なんだ!?フリなく?(笑)。フリなしはご法度ですよ」

森本さんは、新大阪駅のエスカレーターが快適だと感じるそうです。それは関西人が右側、関東からの旅行者が左側に立つため、嫌な顔をされたり、片側に並んだりすることがないからだそうです。

叩かれた!まさかの恐怖体験

大久保さんは、エスカレーターで左側に列ができている中、疲れていたので右側に立って動かずにいたところ、背後から「さっさと歩きなさいよ!」と言われ、背中をパチンと叩かれたことがあるといいます。

大久保「たぶんヒステリックばばあですよ。おばさんがおばさんに殴られるってなかなかの衝撃じゃない。ぱっと振り返ったらおばさんで。『えっ?』と思って」

大久保さんがエスカレーターの上に着いた時には相手はすでに立ち去ってしまったそうです。

大久保「やっぱりちょっと、ひとりで立つっていうのは、皆さんもそうだと思いますけど、勇気いるよね。だから、これをどうしたら止まったままでいいのかを考えたい。そろそろ」

大久保さん流・真ん中立ち作戦

駅にも「エスカレーターは歩かないで止まってください」という注意書きがあるものの、大久保さんは利用者に十分伝わっていないと指摘します。

大久保「アピールが少ない。あれじゃもうダメだ。全然気づかない」

森本「確かにたまにね、聞きますけど。もうちょっと主張した方がいい」

大久保「私はだから、今日は思い切って真ん中に立ってみたわけよ」

森本「邪魔~」

右側を空けると人はそこを歩いてしまうため、自らが真ん中に立ち、後続の人が左右に分かれて並ぶよう誘導する計画です。

大久保「私を中心にこう、2列ができていくわけですよ。起点となりたいってことですよ」

結果は?

大久保「誰も後ろにいなかった。最後尾で後ろキョロキョロしながら、『どうしよう来ちゃったら』ってオドオドしながらやりましたけど」

作戦は失敗に終わりましたが、エスカレーター利用の不均衡問題に一石を投じる大胆な試みではあります。

トンツカタンの社会貢献

大久保さんによると、小杉さんは「俺は右側に立つ」と宣言しているそうですが、目立つ存在ゆえに「邪魔じゃない。あの人、小杉じゃない?」と嫌われるリスクもあります。

そこで大久保さんが期待するのは、森本さんが所属するトンツカタンのコント。その中で、このエスカレーター問題を取り上げてほしいというのです。

大久保「社会風刺じゃないけど、社会に影響力を与えられるっていう笑いを作っていってほしいわけですよ」

森本「(笑)。確かにそういうのもできたら一石二鳥で。笑えて、問題も解決するみたいなのができたら最高です」

大久保「その役割をすべきとこに来てんじゃないの、森本くんが(笑)」

森本「そうかなぁ…本当ですか?なんの実績もないのに?まあ確かにそれを面白おかしく広められたらいいですよね」

大久保さんは、年配者が社会問題を指摘すると「物申す系」や「政治家志望」と嫌味を言われがちだと指摘します。そのため、だからこそ、若すぎず年配すぎない森本さんこそが、このエスカレーター問題を取り上げるのに最適なポジションだと助言しました。

コント企画で社会を変える?

大久保さんはこんな斬新なプランを提案します。

大久保「人力舎の若手を募って、『エスカレーターは2列で立ち止まるべきだ』っていうお題で、コントと漫才を作ってきてくださいって」

森本「やっかいな先輩(笑)」

大久保「ネタ見せやって、ライブやって。200人くらいのところでやって、200人の意識をまず変えて」

森本「1回やってもいいかもしれないですね。なんかわかんないけど、スポンサーとかつきそうですよね。国が応援してくれそうなライブですよね」

大久保「また『政治家転身か』みたいに思われてもあれですけどね」

エスカレーターの片側集中問題を、お笑いの力で解決しようという大久保さん流の社会貢献が始まるかもしれません。
(minto)
 

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