中日OB・中村武志曰く、GW長期連戦の乗り切り方は昔から変わらない?

韓国プロ野球チームの起亜タイガースでコーチを務める、元中日ドラゴンズの中村武志さんが、4月28日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』に出演。大谷ノブ彦(ダイノジ)と加藤里奈とともにドラゴンズの近況について語りました。話は中村さんの韓国情報から始まります。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く起亜タイガースの受難
中村さんの所属する起亜タイガースは借金2の7位。怪我人続出だそうです。
30試合ほど経過した時点で、レギュラー9人の誰かが怪我、治ると他の選手が怪我。5人ほどがそんな状態だとか。
中村「それも主軸なんですよね。クリーンナップのバッターが怪我してる」
大谷「それはキツイよなあ」
中村さん曰く、チーム状態の良し悪しは年間通せばプラスマイナスゼロ。悪い時期が早めに来ていると思って耐えているそうです。
政権交代の影響は?
大谷「7月、個人的に応援に行こうと思ったんですど、政権が代わると野球に何か影響はあるんですか?」
韓国では6月3日に大統領選が予定されています。政権が変わる度に大きく政策が変わる韓国。観光への影響はないか大谷は心配していました。
中村「僕は政治のことはよくわからないですけど、ロッカーとかでも政治のことは盛り上がらないですね。誰がやっても一緒じゃないの?って感じです」
中村さんは韓国でのコーチ経験は二度目。特に反日感情が出た対応は経験しなかったそうです。しかし…。
中村「いま二軍監督の落合英二が、それに1年ハマったんじゃないかなあ。冷たい目で見られたとか言ってましたけど、ま、彼は結構そういう言い方するのでね」
大谷「ちょっとのことを大げさに言うんですよ、あいつは(笑)」
落合さんは2010~2013、2018~2021年に韓国のサムスン・ライオンズに所属。一軍で投手コーチとして活躍し、2019年秋からは二軍監督に就任しました。
中村さんは、いつもニコニコしているので大丈夫だそうです。
細川が心配
続いてはドラゴンズについて。リスナーからこんな質問が寄せられました。
「少し前から細川(成也)選手が気になっていました。不調の波なのか?バッティングが以前と違うのか?どう思いますか?」(Aさん)
中村「四番に入ったからではないと思いたいんですけど、やっぱりプレッシャーあるのかなあ」
そう推測しながらも、ちょっと心配気味な中村さん。
大谷「こういう場合はもう1回じっくり二軍でやり直した方がいいんですか?」
中村「いやいやいや」
大谷の質問をすぐに否定。
例えば二軍に落ちた石川昂弥選手の場合はメンタル的にもやられていたので、二軍行きは正解だったと言います。
しかし細川選手には長打力も実績もあるので、打順を下げたとしても二軍に落とすことはない、と中村さんは考えているそうです。
中村「調子がいいボスラーが四番に入るんじゃないですか?」
大谷「僕もこの9連戦そんな感じがするんですけどね」
ふたりの予想が的中するのか?その前に細川選手が調子を取り戻すのか?ゴールデンウィークの連戦は要注目です。
12連戦勝ち星予想
ドラゴンズは、4月29日の火曜日からバンテリンドームナゴヤで阪神タイガースと3連戦。
金曜日からマツダスタジアムで広島東洋カープと3連戦。
5月5日、月曜日からバンテリンドームで横浜DeNAベイスターズと3連戦。
木曜日が休みで金曜日から阪神甲子園球場で阪神と3連戦の試合日程です。
9連戦+3連戦で12試合分の勝敗予想をしました。
大谷「俺、マイナスで言った方が勝つんだよなあ」
中村「大谷さん、毎週マイナスになってるじゃん」
最近は大谷が負け越し予想をすると、逆にドラゴンズは調子が上がるというジンクスが出来上がりつつあります。
大谷「先週うっかり3勝2敗って言っちゃったんですよ。それでドラゴンズが1勝4敗になったんじゃないかなと思って責任感じちゃってます」
勝ち予想を言いたいのですが、言うと負けが込む気がする大谷のもどかしさ。
中村「我々の時から、毎年この時期、9連戦あるじゃないですか。目標は貯金1なんですよ。
ハードなスケジュールなので、5割で乗り切れたらいいかなっちゅうとこですよね」
中村さんが4勝、加藤が6勝、大谷の公式発言は3勝、気持ち的には8勝と予想しました。さて結果は?
(尾関)
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