秘訣は「とにかく歩き回ること」 超巨大スーパーで働く新人スタッフに密着

秘訣は「とにかく歩き回ること」 超巨大スーパーで働く新人スタッフに密着

愛知県の巨大なスーパー、ベイシア三好店。バンテリンドームナゴヤのフィールドの広さに近いおよそ11000平方メートルの売り場があり、総アイテム数およそ4万4500を誇ります。そんなお店に今年の春に入社した新人2人。悪戦苦闘しながらも習得していく姿に密着しました。

売り場商品の欠品に注意!

CBCテレビ:画像 『チャント!』

ベイシアとは群馬県に本社があるスーパーのチェーンで、カインズやワークマンと同じグループ会社、東海地方では愛知と岐阜に7店舗あり、中でも三好店は大型店です。ことしの春、新人2人が配属されました。

新穂香さん(22歳)、いろいろな地域でいろいろな仕事が出来そうと就職を決めた、しっかり者の女性です。牛乳・タマゴ・ヨーグルト・冷凍食品などを扱う部署に配属されました。先輩や教育担当から仕事を教わる毎日で、特に大変だと思うことは?

(新人スタッフ・新さん)
「(売り場の商品が)欠品しないようにみなくちゃいけないのが大変」

三好店は、お店は大量買いするお客さんが多く、カゴを4つ載せられるカートがあるほどです。商品が飛ぶように売れていくので、売り場がカラにならないよう補充をするのは大切な仕事。

新さんは、段ボールを留めてあるテープに悪戦苦闘していました。カッターナイフを使うと中の商品を傷付けそうだと、なるべく手作業で開けています。また、お客さんに声をかけられ、希望の商品を探すためバックヤードへ。在庫の場所を把握していた新さんは、すぐに商品を見つけました。

季節と天気と気温で売れる商品を予測

CBCテレビ:画像 『チャント!』

山口聖人さん(22歳)は、お菓子や食品加工品、お酒などの担当で、扱う商品はかなりの数です。どんなところが大変か聞いてみると、

(新人スタッフ・山口さん)
「広いし色々な商品を扱っているので、覚えるのが大変でいまも苦労しています」

ビールなどの商品を陳列していると、身長が高い山口さんは無意識に高い位置まで並べてしまっていました。教育担当に、2段目までにしておかないとお客さんが手に取りにくいとチェックを受けます。

いつも歩きまわって売場を見る山口さん。先輩に、とにかく1日何回も売り場全体を見てまわるようにアドバイスをもらいました。それが一番、なにがどれぐらい売れているかわかると実感しています。

季節・天気・気温からなにが売れそうか予想して、仕入れや売り場を作ります。飲み物をたくさん補充している山口さんに理由を聞いてみると、

(新人スタッフ・山口さん)
「きのう雨で、きょう晴れたので、すごく(サイダー)が売れそうですね」

読みは的中!サイダーの箱が次から次へと空になっていきました。

新人スタッフのファインプレー

CBCテレビ:画像 『チャント!』

新さんが混雑でレジの応援に入りました。会計を待っているお客さんのカゴの中からトマトを取り出し、少々お待ちくださいと伝えて教育担当へ渡しに行きます。すると、すぐに別のトマトがレジに運ばれてきました。

新さんは、お客さんが気付かなかったトマトの傷を見つけ、急遽きれいなトマトに変更したのです。教育担当に、よくレジで見つけましたねとの言葉をもらう新さん。

(教育担当)
「レジの画面とトマトをしっかり見ていたから気が付けたと思う」

この春、巨大なスーパーに入社したばかりの新人さんふたり。立派な社会人に育ちますように。
CBCテレビ「チャント!」6月7日の放送より。

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