年間わずか“750キロ”の「みかんハチミツ」!?100年以上続く三重・桑名の「舘養蜂場」こだわりの養蜂とは
三重県の優れた産品を選ぶ「みえの食セレクション」に、桑名市の「舘養蜂場本店」が手がける「みかんハチミツ」が選ばれました。こだわりの製法と、ミツバチと共に日本を旅する養蜂スタイルに、よしお兄さんが迫ります。
「2025 みえの食セレクション」に選ばれた「みかんはちみつ」

今回よしお兄さんが訪ねたのは、三重県桑名市にある舘養蜂場本店。店頭には『みえの食セレクション2025』の証書が。

「舘養蜂場」は100年以上の歴史を誇り、5代にわたって受け継いできたこだわりの製法でハチミツをつくり続けています。まずはミツバチが暮らす巣箱のある場所へと案内してもらい、その裏側へ。
「8の字ダンス」で花の在りかを知らせる!ミツバチたちの知られざるチームワーク

この時季の巣箱の中には、クロガネモチという木の花の蜜がぎっしりと詰まっているのだそう。そしてミツバチたちは、ただ黙々と蜜を集めているわけではありません。

(「舘養蜂場」代表・舘央貴さん)
「1匹のミツバチが花を見つけると戻ってきて、巣箱の中で『8の字ダンス』を踊るんです。それで他のミツバチに花の在りかを知らせて、みんなで一斉に採りに行くということをします」
ミツバチたちの高度なコミュニケーション能力に驚かされます。
採蜜体験ではまず、蜜蓋(みつぶた)と呼ばれる巣の表面のフタを切り落とす作業からスタート。

(よしお兄さん)
「難しいですね。ネバネバしていて、粘度があって」
続いて遠心力を使った遠心分離機でハチミツを取り出すと、たっぷりのハチミツが!

(よしお兄さん)
「おー!すごい!こんなに入ってたんですね!」
「花を追い求めて北上していく」転地養蜂という養蜂家のロマン

「舘養蜂場」のハチミツが特別な理由のひとつが、「転地養蜂」という古くから日本に伝わる技術です。花が咲く季節に合わせてミツバチと一緒に移動しながら、三重県、富山県、北海道の3カ所でハチミツを集めているのです。
(「舘養蜂場」代表・舘央貴さん)
「花を追い求めて北上していくっていうのは、結構養蜂家にとってはロマンある仕事なんです」

そしてビン詰めの工程にも、こだわりが光ります。大量生産品では加熱処理をして機械でビン詰めするのが一般的ですが、「舘養蜂場」ではあえて手作業にこだわっています。
(「舘養蜂場」代表・舘英幸さん)
「少量生産にはなってしまうんですけど、ハチからいただいたものをそのままビン詰めしているというかたちになります」
この手作業へのこだわりこそが、ハチミツ本来の風味を守る秘訣です。
(よしお兄さん)
「1つ1つ手作業は大変ですね。」
「全然違いますね!」アカシアとみかんハチミツ、驚きの食べ比べ

製法のこだわりをたっぷり学んだあとは、いよいよ試食タイムです!アカシアのハチミツと、みかんハチミツを食べ比べました。

まずアカシアのハチミツを。
(よしお兄さん)
「うん!いい甘み!あ、でもすごいさっぱりしていますね」
しっかりとした甘さの中にもさっぱりとした後味が印象的でした。

続いてみかんハチミツを試すと!
(よしお兄さん)
「全然違いますね!口に入れた食感も違いますし、甘みとか香り、ちょっとみかんの酸味も感じます」

(「舘養蜂場」代表・舘英幸さん)
「アカシアのハチミツは年間10トン近く採れるのに対し、みかんハチミツはわずか750キロ程度しか採れないんです。」
(よしお兄さん)
「あら、10分の1以下!それだけ貴重なハチミツになるんですね」

(よしお兄さん)
「本日の推しどころキャッチコピー!『100年続くハチミツ こだわりのヒミツがたっぷり』」

便利なボトルタイプも用意されており、インターネットでも購入できます。三重・桑名から届くミツバチたちの贈り物は、時間と手間と愛情がたっぷり!まさに一滴一滴に職人の誇りが宿るハチミツでした。
CBCテレビ「チャント!」2026年6月24日放送より



