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茹でよりも“炒り“がおすすめ!香りと甘みが濃厚「茶豆」

茹でよりも“炒り“がおすすめ!香りと甘みが濃厚「茶豆」

月曜日の『CBCラジオ #プラス!』では、旬の食材を紹介しています。8月10日の放送では、名古屋市中央卸売市場 名古屋青果の久野さんが、夏のおつまみとしてもおなじみの「茶豆」をピックアップ。一般的な枝豆との違いや旬、おいしい選び方、保存方法、家庭で楽しめるレシピについて詳しく紹介しました。

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茶豆の特徴とは

茶豆は枝豆の一品種で、見た目は一般的な枝豆と同じように緑色をしています。一方、豆粒を覆っている薄皮が薄い茶色をしているのが特徴。成熟すると茶色くなる大豆を、枝豆の状態で収穫したものが茶豆です。

茶豆は一般的な枝豆に比べて香りが豊かで、コクと甘みが濃厚。加熱すると甘く強い香りが広がるのも茶豆ならではです。

久野「味わいや香りが特徴的なのは、一般的な豆に比べてアミノ酸や糖分が多いからなんですね」

産地としては、新潟県の「伊彌彦ちゃまめ」や山形県の「だだちゃ豆」が知られており、名古屋の市場にも入荷しています。
特に「だだちゃ豆」は、庄内地方の方言で「親父」「お父さん」を意味する「だだちゃ」が名前の由来とされ、江戸時代に庄内藩の枝豆好きの殿様に献上された茶豆を気に入った殿様が、「今日の枝豆はどこのだだちゃ豆のものか」と尋ねたことから、この名前がついたと言われています。

旬は短し

一般的な枝豆は5月中旬ごろから入荷が始まり、9月下旬ごろまで出回ります。
一方、茶豆の入荷は7月下旬から9月初めごろまでと、およそ1ヶ月ほど。

久野「本当にぐっと1ヶ月ぐらいですね。出荷を終えてしまうっていうことですね」

栄養面では、枝豆は大豆を若いうちに収穫したものなので、タンパク質が豊富です。大豆に比べてビタミンAやビタミンCも多く、低カロリーなのも特徴だといいます。

また、ビタミンB1などアルコールの代謝を促す成分も含まれているため、「ビールに枝豆という定番の組み合わせは理にかなっている」と久野さんは話します。

美味しい選び方と保存方法

美味しい茶豆を選ぶポイントを紹介する久野さん。

サヤが緑色で産毛がびっしりとついているもの、そして、実がパンパンに詰まったものよりも、やや小ぶりのサヤで、実が8割ほどの大きさに育っているものがおすすめです。
茶豆は熟しすぎると味や風味が落ちてしまうため、香りと味が高いうち、熟しすぎる手前のものを選ぶのがポイントです。

店頭で一般的な枝豆と並んでいると、茶豆は少しくすんだ色をしていて、豆が2つ入ったものも多いため、ボリュームがないように感じることがあります。しかし、その「ボリューム感のなさ」こそが茶豆のおいしさを表しているのだそうです。

また、保存にも注意が必要です。茶豆のうまみ成分であるアミノ酸や糖分は時間が経つにつれて失われていくため、購入したらすぐに冷蔵庫へ入れ、その日のうちに食べるのがおすすめです。
すぐに食べない場合は、硬めにゆでて水気を切り、冷凍保存するとよいそうです。

おすすめレシピ「炒り茶豆」

最後に久野さんが紹介したのは、久野さん家の定番だという「炒り茶豆」です。

レシピ
①茶豆を塩もみして産毛を取り、流水で洗います。
②フライパンに茶豆を入れてふたをし、中火より少し弱い火で両面を5分ずつ乾煎りします。
③塩を振れば完成です。

久野「茹でるより、炒った方が香ばしい香りが立って、甘味、旨味もぐっと詰まっていて、濃厚で美味しい」

家族にも大人気のメニューで、茶豆ならではの香りや甘みを存分に楽しめるそうです。

旬が短いからこそ、今の時期に味わっておきたい茶豆。香り豊かな茶豆を手に入れたら、まずは塩ゆでだけでなく、香ばしい「炒り茶豆」にも挑戦してみてはいかがでしょうか。暑い夏の晩酌のお供に、旬のおいしさをぜひ楽しんでみてください。
(ランチョンマット先輩)
 

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