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湿気による髪の毛の広がり・うねり対策のコツは?テレビ局ヘアメイクが解説

湿気による髪の毛の広がり・うねり対策のコツは?テレビ局ヘアメイクが解説
CBCテレビ me:tone編集部

雨の日や湿気が多い日は、朝きれいにセットした髪が時間の経過で広がったり、うねったりして「髪の毛がボサボサになる」と悩む人も多いのではないでしょうか。

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【画像一覧】湿気に負けないヘアセットのコツとは?髪質や状況に合わせたおすすめアイテムも紹介

特に梅雨の時期や夏は、湿度の影響で髪がまとまりにくくなり、いつものヘアスタイルがキープできないこともあります。

実は、湿気による髪の広がりは、クセ毛の人だけの悩みではありません。ストレートヘアの人でも、髪内部の水分バランスが乱れることで広がりやすくなるそうです。

今回は、CBCテレビの番組「ゴゴスマ~GO GO!Smile!~」や「花咲かタイムズ」など数々のテレビ番組でヘアメイクを担当する「Do8」さんに、湿気が多い日に実践しているヘアセットのコツを取材。

ストレートヘア・クセ毛それぞれの湿気対策や、前髪を崩さないプロの固定方法、ロケ中に髪が広がったときの直し方まで、テレビの撮影現場で行っているテクニックを紹介します。

湿気で髪の毛がボサボサにならないためのヘアオイル対処法

CBCテレビ me:tone編集部

湿気で髪がボサボサに見えないよう、きれいなストレートヘアを保つためには、髪の水分と油分のバランスを整えることが大切です。

髪が乾燥しているときは、空気中の水分を髪が吸収しやすくなるといいます。そのためヘアメイクさんは、アイロン専用のオイル(リファロックオイル)を使い、髪にうるおいを与えてからストレートアイロンを通しているそうです。アイロンをかける前に髪の状態を整えておくことで、しっとり落ち着いた仕上がりになるといいます。

さらに、アイロン後の仕上げでウェット感を出したい場合は、ツヤ感のあるオイル(プロミルオイル)を使用。アフターオイルは、髪が空気中の水分を吸わないことに役立つそうです。

同じ「ヘアオイル」でも、使うタイミングによって役割は異なります。アイロン前は髪の状態を整え、仕上げにはツヤとまとまりをプラス。こうした細かな使い分けに、プロのヘアメイクならではのこだわりが感じられます。

湿気でも前髪を崩さない!アイドルも実践するプロの固定方法

湿気の日に特に悩みやすいのが前髪。せっかく前髪をセットしても、雨や湿度でうねったり、束感が崩れたりすることがあります。

テレビの撮影現場やイベントなどでは、前髪をキープするために、スプレーだけではなくさまざまなアイテムを使い分けているそうです。

ヘアメイクさんがよく使用するアイテム
・ハードタイプのヘアスプレー(ケープ FOR ACTIVE)
・前髪用のグルー(マトメージュ)

CBCテレビ me:tone編集部

現在では、アイドルやタレントの間で前髪を固定するテクニックは、メイク室で当たり前になっているそう。

実は、前髪の固定作業はヘアメイクさんにとって非常に繊細な工程。毛束を何本残すか、どの位置に落とすかによって顔の見え方が違うため、まさに“図画工作”のような細かな作業だと教えてくれました。

特に印象的だったのは、昨今人気のシースルー前髪を作る際の前髪グルー(マトメージュ)による固定方法。

シースルー前髪では、ただ毛束をスプレーで固めるのではなく、残したい毛束を決めて、その毛先が当たる肌に点でグルーを塗って布し固定しているそうです。2〜3本程度の毛束を残したり、こめかみ部分の毛を少し垂らしたりするなど、その人に似合うバランスを見ながら調整しています。

前髪をしっかり固定したいとはいえ、グルーを大量につけるのはNG。グルー剤をつけすぎると、乾いたあとに白く固まってしまうことがあるそうです。また、前髪を強く接着させたあと、無理にはがした際にファンデーションが一緒に取れてしまうこともあるといいます。

自然な前髪をキープしたいときは、すべてを固めるのではなく、残したい毛束を見極めて必要な部分だけに適量を使って固定するのがポイント。プロのひと工夫を取り入れて、雨の日も自然な前髪を楽しんでみてはいかがでしょうか。

湿気の日に崩れにくい髪型は?クセ毛は「まとめる」が正解

湿気で特に苦労するのは、無理にボリュームを抑えようとすると時間が経つにつれて髪が膨らんで、かえって扱いにくくなる強いクセ毛。そこでプロのヘアメイクは、クセ毛のタレントさんには髪質を活かしたまとめ髪を提案することも多いとのこと。

湿気が多い日のロケでおすすめしているヘアスタイルを伺いました。

おすすめのヘアスタイル
・ハーフアップ
・ハーフダウン
・ポニーテール
・お団子ヘア

湿気によるボリュームを無理に抑えるのではなく、最初から形に取り入れることで、崩れにくいヘアスタイルになります。

ポニーテールは事前のワックス仕込みで湿気によるボサボサを防ぐ

ポニーテールやまとめ髪をきれいに仕上げるポイントは、結ぶ前の「仕込み」にあるそうです。

ポニーテールを作る際は、最初に髪を巻いたあと、柔らかめのワックスを髪全体にもみ込みます。ハードタイプのワックスで固めるのではなく、あえて柔らかいワックスを使うことで、髪がまとまりやすくなり、細かな毛が出にくくなるとのこと。

「先に髪を扱いやすい状態にしておくと、まとめたあとに出てくる細い毛を抑えやすくなります」と教えてくれました。

さらに、ふんわりさせたいポニーテールの仕上げには、キープスプレー「トリエ スプレー 10」を使用。しっかり固定しながらも、白い粉が出にくく、巻き髪のニュアンスを残しやすい点がお気に入りとのことでした。

CBCテレビ me:tone編集部

ショートヘアの湿気対策はピンアレンジやハーフアップがおすすめ

ショートヘアは髪の長さが短いため、湿気による広がりが目立ちやすい髪型のひとつ。
特に梅雨時期は、頭の横にボリュームが出て「顔が大きく見える」と悩む人も多いそうです。

短い髪の場合は、ピンを使ったアレンジやハーフアップで形を作るのがおすすめ。クセ毛の場合は、あえてクセを活かした巻き方にすることで、湿気による髪の変化が目立ちにくくなるそう。

「湿気でストレートが取れてしまうなら、最初からクセを活かしたスタイルにする」。湿気を無理に抑え込むのではなく、髪質に合わせて味方につける発想も、プロならではの工夫でした。

外出先で髪の毛がボサボサになったときの直し方

朝きれいにセットした髪も、湿気の多い日は外出先で広がったり、うねりが出たりすることがあります。特に屋外ロケでは、長時間外にいることも多いため、ヘアメイクさんは現場でこまめに髪の状態を確認し、短時間で手直しをする必要があります。

湿気によって髪が広がった場合は、まずミニサイズのストレートアイロンで気になる部分を整えます。少しうねりが出た時も、ストレートアイロンで伸ばすだけでかなり変わります。

最近ではコンパクトなストレートアイロンを持ち歩く人も増えており、アイドルやタレントの中にも自分で直せるように持参している人がいるほど大人気アイテム。

ただし、外出先では電源を確保できない場合もあるため、すべての髪を直そうとするのではなく、前髪や顔周りなど目につきやすい部分を整えることがポイントです。

湿気で出てくるアホ毛にはスプレーよりスティックが便利

湿気の日に気になる細かな毛、いわゆる「アホ毛」。

スプレーで固めている人も多いですが、ヘアメイクさんによると、アホ毛対策にはスティックタイプ(SSビオリス ボタニカル うぶ毛メイク ヘアマスカラ)がおすすめだそうです。

CBCテレビ me:tone編集部

理由は、スプレーでは髪全体を固定することはできても、頭皮から浮いている短い毛をピンポイントで押さえるのが難しいから。その点、アホ毛用スティックなら気になる部分を直接なでることができ、細かな毛だけを整えられます。

特に、以下のような毛に使いやすいとのことです。
・生え際の短い毛
・顔周りの浮き毛
・まとめ髪から出てくる細い毛

スプレーをしても根元の毛は戻ってきてしまうので、細かい部分はスティックの方がきれいに仕上がると教えてくれました。

ロケ現場では髪質や仕上がりに合わせてスタイリング剤を使い分ける

今回の取材で印象的だったのは、ヘアメイクさんが「キープ力の強いものを使えば良い」と考えているわけではないこと。髪質や、その日のスタイルに合わせてアイテムを細かく使い分けていました。

【ボサボサを整えるアイテム まとめ】
・ストレートヘアを落ち着かせたい時 → ミルクやオイルで水分・油分を補う
・ツヤ感を出したい時 → 軽めのオイル
・前髪を固定したい時 → ハードスプレーや前髪用グルー
・アホ毛を整えたい時 → スティックタイプマスカラ

また、ポニーテールやお団子ヘアなどのまとめ髪では、最初からハードなスタイリング剤で固めるのではなく、柔らかめのワックスを仕込むことで自然なまとまりを作っています。

髪を動かしたい部分と、固定したい部分を分けて考えることが、湿気の多い日でもきれいなヘアスタイルを保つ秘訣でした。

毎日のヘアセットに取り入れられる小さな工夫を積み重ねながら、湿気の多い日でも自分の髪質を活かしたスタイリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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