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『遠距離婚活』の方が早く決まる?婚活の専門家に聞いた“最短1か月”で成婚する意外な理由とは

『遠距離婚活』の方が早く決まる?婚活の専門家に聞いた“最短1か月”で成婚する意外な理由とは
CBCテレビ me:tone編集部(adobe fireflyで作成)

「東京に住んでいるけれど、いずれは名古屋に戻りたい」
「会いたいときにすぐ会えないし、交通費も時間もかかる」

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『遠距離婚活』の方が早く決まる?婚活の専門家に聞いた“最短1か月”で成婚する意外な理由とは

そんなネガティブなイメージが先行しがちな“遠距離婚活”。
しかし、結婚相談所の現場では、「最短1か月、平均3か月」で成婚に至るケースもあるといいます。

これほどハードルが高く見える遠距離婚活が、なぜスピーディーに実を結ぶことがあるのでしょうか。
今回は、結婚相談所を運営する「ブライダルサロンbouquet」の佐藤さんに、「遠距離婚活だからこその強み」と、会えない時間を味方につけるリアルな極意を聞きました。

「遠距離」の方が成婚スピードが早い理由

遠距離と聞くと、「続くのかな」「自然消滅しそう」と不安を感じる人も少なくありません。
実際、恋愛としての遠距離と、結婚を前提とした遠距離婚活では大きな違いがあると、佐藤さんは話します。

佐藤さん:「恋愛だったら、“今が楽しい”“この関係が続けばいいな”という気持ちでも成り立つことがあります。でも婚活の場合は、結婚というゴールがあります。時間もお金も気持ちも使うからこそ、先のことを考えるんですよね」

遠距離は、移動だけでも負担になります。たとえば東京―名古屋間なら、新幹線代やデート代などで1回のデートに数万円かかることも。移動時間も往復3時間以上です。

だからこそ、「いつ頃までに結婚したいか」「どんな暮らしを送りたいか」という未来のイメージを共有できる相手かどうかが重要になります。

一方で、結婚を見据えているからこそ、モチベーションを保ちやすい面もあるそうです。

me:tone編集部:「遠距離だと、成婚まで時間がかかりそうなイメージがあります」
佐藤さん:「実は、遠距離の方が早く決まることも多いんです」

これには少し驚きました。

佐藤さん:「近くに住んでいれば『また今度会えばいいか』と先延ばしにできることも、遠距離ではそうはいきません」

1回会うための重みが違うからこそ、お互いに真剣な人同士は、計画的に関係を進める傾向があるそうです。
佐藤さんによると、最短では交際1カ月、平均でも3カ月ほどで成婚に至るケースが多いとのこと。

me:tone編集部:「3カ月は早すぎて、失敗しないか心配です」
佐藤さん:「実は逆なんです。会えない距離があるからこそ、ふたりの意思がはっきりしやすいのかもしれません」

次にいつ会えるかわからない分、日頃の連絡や1回のデートの密度は濃くなります。結婚後の価値観や生活イメージなど、『核心的な話し合い』を早い段階から進めやすいことも、遠距離婚活ならではの特徴です。

遠距離婚活で大切なのは「会えない時間」の使い方

遠距離婚活では、どうしても会えない時間が長くなります。

佐藤さん:「近くに住んでいれば週1回会えます。でも遠距離だと、2週間、3週間空くこともあります。その間にコミュニケーションがないと、なかなか進展しないんですよね」

ただし、連絡の頻度に正解はありません。

1日1回のやりとりが心地いい人もいれば、もっと頻繁に連絡を取りたい人もいます。
大切なのは、「お互いのペースが違う」という前提を理解しておくこと。

返信を待つ側は不安になり、返信する側はプレッシャーを感じることもあります。
だからこそ早い段階で、
「私はこれくらいの頻度が安心です」
「この時間帯なら返しやすいです」
と共有しておくことが大切なのだそうです。

また、気持ちが盛り上がるあまり、相手を急かしてしまうのも注意が必要。
遠距離だからこそ焦りやすい……。相手の温度感を見ながら進めるバランス感覚も、意外と大切なのかもしれません。

CBCテレビ me:tone編集部

「手紙」で試される、ふたりの本気度

スマートフォンを開けば、いつでもメッセージが送れる時代。そんな中、佐藤さんは「手紙は気持ちを伝える効果が大きい」と話します。

me:tone編集部:「遠距離婚活で手紙を書くのはどうなんでしょう?」
佐藤さん:「すごくいいと思います。実は遠距離に限らず効果的なんですよ」

LINEなら数秒で送れる言葉も、手紙になると少し違います。
便箋を選び、ペンを持ち、相手を思い浮かべながら書く。その時間そのものが相手への気持ちとして伝わるからです。

佐藤さん:「どんな気持ちで便箋を選んでくれたんだろうとか、一生懸命書いてくれたんだなとか。そういうのが、すごく嬉しいみたいですね」

会えない時間が長い遠距離婚活だからこそ、“手紙が人の心を動かす力”を持つのかもしれません。
「会えてうれしかった」
「次に会える日を楽しみにしている」
そんな何気ない一言でも、受け取った側の心を温かくしてくれます。

CBCテレビ me:tone編集部

遠距離婚活を成功させる人に共通すること

では、遠距離婚活がうまくいく人にはどんな共通点があるのでしょうか。
佐藤さんが挙げたのは「意思表示を惜しまないこと」でした。

佐藤さん:「会えてうれしいとか、また会いたいとか、そういう気持ちは言葉にしたほうがいいと思います」

さらに、「あなたとの未来を前向きに考えている」という気持ちも、早めに伝えた方が関係は進みやすくなるといいます。

会えない時間があるからこそ、気持ちは言葉で伝える。次に会う約束を決めておく。そして、同じ方向を向いているかを確認し続ける。

上辺のデートを重ねるよりも、結婚後の価値観を早くから擦り合わせられるからこそ、意思がはっきりしやすいのかもしれません。

me:tone編集部が今回の取材を通して感じたのは、遠距離婚活で本当に大切なのは「ふたりで距離を埋めようとする気持ち」なのかもしれないということ。


会えない時間を「未来のイメージを共有する時間」に変えられるかどうか…。その積み重ねが、未来のパートナーとの距離を少しずつ縮めていくのだと感じました。

CBCテレビ me:tone編集部(adobe fireflyで作成)

【ブライダルサロンbouquet代表 佐藤香織 経歴】(写真左)
日本航空グランドスタッフとして4年勤務し、20代で結婚。
夫の海外赴任によって、2年間アメリカでの生活を経験。
駐在中に第一子を出産、帰国後に第二子を出産。
2014年 名古屋市・千種駅前で「ブライダルサロンbouquet」を開業
カウンセラー歴11年
「ベスト仲人賞」受賞(県内唯一)、IBJ AWARD®10期連続受賞、他計20回の表彰歴
≪保有資格≫
JLCA認定婚活カウンセラー・スペシャリスト/上級心理カウンセラー/メンタル心理カウンセラー

ブライダルサロンbouquet提供写真:代表佐藤香織さん、佐藤正好さん
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