不人気だったトマトを加工して大ヒット!?世界初!プラスチックチューブ入りケチャップを販売した東海発祥の企業とは?
爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!全国で活躍する有名企業の中には、東海地方と深い関係がある会社がいっぱい!今回は、名古屋の街で250人に調査した「えっ!あの企業が東海地方発祥なの?」と驚いたランキングを紹介します!
朱肉をつけなくても使い続けられる秘密は?

「東海発祥意外な有名企業ランキング」第10位は、名古屋市西区に本社を置く「シヤチハタ」。
1925年に「舟橋(ふなはし)商会」として創業。1941年にブランド名だった「シヤチハタ」を正式な社名に。由来は「名古屋城の金鯱」。当初、会社のロゴを「日の丸」にしようとしましたが認可されず、金鯱の旗に変更したそうです。現在は社員数約900人、年商182億円の大企業です。
代表する商品は、朱肉(しゅにく)を使わずに何度でも押せる印鑑。1968年に発売し、累計出荷本数は1億9000万本以上です。
シヤチハタの原点はスタンプ台。創業者の一人・舟橋高次(たかじ)さんは、元々名古屋で置き薬の営業をしていたのだとか。薬袋に捺(なつ)印するために、ふたを開けていても乾かないスタンプ台を研究。「万年スタンプ台」は大ヒット商品になりました。
舟橋正剛(まさよし)社長によると、認知度がアップしたのは、1970年の「大阪万博」で、全てのパビリオンに記念スタンプを設置してもらったことがきっかけとのこと。
朱肉をつけなくても使い続けられる秘密を探るため、愛知・稲沢市の工場に潜入。広報の髙末さんによると、秘密は、ゴムに無数に開いている目に見えないほどの小さい穴。この無数の穴にインキを染み込ませることで、何度でも使えるようになるのだとか。
大量の塩をゴムに混ぜ合わせ、熱湯で一晩かけて抜くと、無数の小さい穴ができます。この穴にインキをたっぷり蓄えることができるので、何度でも使えるそうです。その回数はなんと1万回にも。
その後、塩を抜いて乾燥したゴムに、レーザーで名前を彫り、インキを充填(じゅうてん)すれば完成です。
ルーツは江戸時代に大流行した寿司

「東海発祥意外な有名企業ランキング」第9位は、愛知・半田市で創業の「ミツカン」。
創業は、江戸時代の1804年。食酢の国内シェアはトップで約6割。2024年度には、3138億円の売り上げを記録した食酢業界のトップ企業です。
ミツカン本社の隣にある「ミツカンミュージアム」に潜入。新美(にいみ)館長によると、元々ミツカンは造り酒屋で、酒造りの工程で余った酒粕(かす)から「粕酢(かすず)」と呼ばれる酢を作ることに成功。甘みとうまみの強い粕酢を使った寿司が、江戸の寿司店で大ヒットし、ミツカン躍進のきっかけになったのだとか。
あまり知られていませんが、ミツカンの売り上げ1位の商品は「納豆」。納豆のシェアは約20%と国内で2番目。酢は酢酸菌、納豆は納豆菌から作るので、技術的な相乗効果がいかせているそうです。
想像力でコンタクトレンズを製作!

「東海発祥意外な有名企業ランキング」第8位は、愛知・一宮市で創業の「メニコン」。
創業は1951年。創業者の田中恭一さんは元々名古屋の眼鏡店に勤務していました。
田中英成(ひでなり)名誉会長によると、お店にやって来たアメリカの将校の夫人の話からコンタクトレンズの存在を知った恭一さんは、見せてほしいと懇願したものの、最先端技術のため見せてもらえなかったそうです。
そこで、恭一さんは、コンタクトレンズを想像だけで作ることを決意。特殊なプラスチック素材の破片を買い集め、削ったり磨いたりして作ったレンズを、自分の目にはめて試したのだとか。
岐阜・関市の工場に潜入。使い捨てソフトコンタクトレンズは、型に原料を流し込み、光や熱を加えて固めて作ります。ハードコンタクトレンズは作り方が異なり、材料となるのはブランクスと呼ばれる細長いプラスチック。これをボタン状に小さく分け、内面と外面を回転させながら削っていくとのこと。
関工場の松井さんによると、ハードコンタクトレンズは、削り方を0.001mm単位で調整し、厚みやカーブなどを変えることで、一人一人に合ったレンズを作っているのだとか。製作しているレンズは約7万通りです!
16坪の薬局から全国2300店舗に躍進

「東海発祥意外な有名企業ランキング」第7位は、愛知・西尾市で創業の「スギ薬局」。
1976年に薬剤師の杉浦夫婦が16坪の薬局を開業。今では全国に約2300店舗以上展開しています。
全国チェーンにまで大躍進したのは、他店に先駆けて、一般用医薬品と処方薬の両方を同時に扱うサービスを始めたから。杉浦夫婦は、1980年にアメリカを訪問した際、買い物のついでに処方薬も受け取れる大型ドラッグストアを見て、調剤併設型の店舗をスタートしたのだとか。
コスパがいいプライベートブランド商品も人気で、一番売れている商品は「牛乳」とのこと。
世界初のプラスチックチューブ入りでケチャップに革命

「東海発祥意外な有名企業ランキング」第6位は、愛知・東海市で創業の「カゴメ」。
創業は1899年。社名の由来は、野菜を収穫する際の「カゴの目」からとのこと。
創業者・蟹江一太郎(かにえいちたろう)さんは軍隊時代に上官からすすめられ、数種類の西洋野菜の栽培に着手。カゴメ上野工場の新美さんによると、トマトは見た目や香りが独特でクセがあったため、野菜として不人気だったそうです。1906年からトマトを加工し、本格的にトマトソースの販売を開始。さらに、1908年にはトマトケチャップの販売も始め、大ヒットしました。
カゴメは1966年に世界で初めてプラスチックチューブ入りのトマトケチャップを販売。最初は細口のビンで販売していましたが、「最後まできれいに使い切ることができない」とのお客さんの声を受け、今の形が誕生したそうです。
今ではトマトケチャップだけで年間100億円以上も売り上げ、1日約30万本を製造しています。
カゴメのケチャップが作られているのは愛知・豊川市にある小坂井工場のみ。小坂井工場の高須さんによると、1分間でボトルに詰められるケチャップの数は約250本とのこと。約80℃で殺菌した熱いケチャップは、冷ますためにケチャップ用のプールの中へ!約1万本のケチャップを同時に冷やすことができるそうです。
ケチャップと同じ1908年に発売されたもう1つのロングセラーが「カゴメソース」。このソースを作っているのも愛知・東海市の上野工場1か所のみ。1日約14万本のカゴメソースを製造しています。
「東海発祥意外な有名企業ランキング」第5位~第1位はこちら!
第5位 三重・津市で創業のおやつカンパニー
第4位 三重・四日市市で創業のイオン
第3位 前身企業が名古屋市で創業のポッカサッポロ
第2位 岐阜・大垣市で創業のセリア
第1位 愛知・豊田市で創業のゲオ
CBCテレビ『デララバ』2026年5月13日放送より
番組紹介
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