石川遼(33)が語る!中日クラウンズは「序盤に来る最難関」…日本でもトップクラスに難しい和合コースで今年もドラマは起きるのか?

15年前の中日クラウンズ、最終日に叩き出した「58」は当時の世界最少スコア。歴史を塗り替えた石川遼が見事優勝した。その石川でさえ、舞台となる名古屋ゴルフ倶楽部和合コースは「序盤に来る最難関」だと話す。

「ティーショットとショートアイアンがうまくいく日はスコアが出る。ラフからのアイアンの精度が求められて、とにかくグリーンが小さい」
そのためセカンドショットでグリーンを捉えることが難しく、予選と決勝あわせて4日間のうち、アプローチの精度が求められる場面が必ずくるのだという。
石川はこの和合を「日本のなかでもトップクラスに難しい。選手としては試されるコース」と評する。

しかし石川は和合でドラマを起こしてきた。2010年の「58」に加え、2023年に2年連続のホールインワンを達成。さらに2024年には、15番のパー5でイーグルを奪った。
ギャラリーの期待に常に応えてきた石川。ことしの大会にも「すべてのバランスを整えて準備したい」と話す。ことしもきっと和合を沸かせてくれるはずだ。

◆石川 遼(いしかわ・りょう)
1991年9月7日生まれ 埼玉県出身 175センチ 75キロ 杉並学院高校卒
昨季史上12人目の通算20勝に到達 2024年から選手会副会長を務める
選手の認知度向上に向けて、選手1人1人のキャラクターの発信をして「推し選手」を増やしていきたい考え
石川遼が考える去年の中日クラウンズの王者・米澤蓮の推しポイントは「歯切れの良いプレーと英語をしゃべれるところ」