これから暑い夏!マスク、手洗いによる肌荒れの予防法と注意点は?

これから暑い夏!マスク、手洗いによる肌荒れの予防法と注意点は?

 マスク着用や手洗いによる肌荒れ増加と予防法がCBCテレビ「チャント!」(5月18日)で放送された。
 日常的なマスク着用や頻繁な手洗いをする生活で、顔や手の肌荒れに悩む人が増えていることを紹介。
「慣れない長時間の着用で、蒸れて肌がかぶれる。細い紐をかける耳が痛い」「仕事でアルコール消毒を徹底するため、手の痒み、ひび割れが増えた」など、街の声を伝えた。

 あつた皮ふ科クリニック(名古屋市熱田区)の佐々木良輔院長は「マスクの擦れる部分が痒くなる、赤くなるという相談は毎日のようにある。マスクで起こる症状で一番多いのは、擦れると出来やすいニキビ。次に多いのが湿疹」と話す。

マスクの擦れ対策は「スキンケアが大事。保湿をしっかりしてもらうこと。洗顔後に保湿剤をしっかり塗り、肌のバリア機能を高めることが大切と解説した。

 手荒れについては「これだけ頻繁に石鹸を使って小まめに洗い、消毒薬も使うようになった。人生で初めて、こんなに手が荒れたという相談が増えている」と話す。

佐々木院長は「温かいお湯だと油分が溶けるので、冷たい水で洗った方が良い。」と手洗いのポイントを解説し、「手を洗った後は、ハンドクリームを小まめに塗ることで肌荒れはかなり防げる。石鹸で洗った後も、アルコールで消毒した後でも、ハンドクリームを塗るというのが重要。荒れてしまったら長引くので、予防を徹底してほしい」とアドバイスした。また冷たい水で洗うのは正しいが、断然予防のハンドクリームを塗るのが良いとの事。
 夏にマスクを着用する際は「蒸れて汗の刺激でかぶれたり、かゆくなったりするので、肌を清潔に保つことが重要。またマスクが蒸れたら、汗の刺激を受けぬよう、新しいマスクに取り換える事もかぶれ対策の一つ」と注意を呼び掛けた。

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