100kgスクワットを簡単そうに…高校ウエイトリフティング部で肉体も精神も成長遂げる高校生に出会った

100kgスクワットを簡単そうに…高校ウエイトリフティング部で肉体も精神も成長遂げる高校生に出会った

 名古屋市中村区にある名城大学附属高校。

 学科は普通科と総合学科の2つあり、普通科には先進的な理数教育を目指す「スーパーサイエンスクラス」やグローバル・リーダーの育成を目指す「国際クラス」があります。

 この学校で、全国レベルの選手を毎年のように輩出しているというウエイトリフティング部へ、お笑いトリオ・パンサーの向井慧さんが“向かい”ました。

まず部活動の成績から聞いてみると…?

部長の和田くん:
「全日本ジュニア選手権に3年生の先輩が出られました。3月末の全国選抜大会にも2年生から1人出ます(※その後、新型コロナウイルスの影響で大会は中止に)」

 その“先輩”、最高145キロを挙げる怪力の3年生・祖父江くんを見た向井さんは…。

パンサー向井さん:
「うわぁ…。キミは…大人じゃないのか(笑)」

祖父江くん:「高校生です(笑)」

パンサー向井さん:
「ウエイトリフティングで1番必要な筋肉ってどこなの?」

祖父江くん:
「上半身って思われがちなんですけど、1番大切なのはやっぱり足です」

 ここの部活動の特徴は、祖父江くんをはじめ、高校から競技を始める部員がほとんどということ。2年生の山下くんも高校からで、今では全国大会に出るほどの実力者です。

パンサー向井さん:
「なんでウエイトリフティング部に入ったの?」

山下くん:
「(入学当時)顧問の山中先生に熱く語ってもらい、入りました。『この部活は個人競技だから、努力すれば優勝だってできるから』と。それでもう、やるしかねぇ!と」

 唯一の女子部員、小林さんが入部を決めた理由は…?

小林さん:
「パンフレットを見た時に、色々な部活がある中で、輝いて見えたんです。それまでは卓球やってたんですけど」

パンサー向井さん:
「女の子だと、あまり筋肉つけたくないなっていう子もいると思うんだけど、どう?」

小林さん:
「逆に筋肉があった方がカッコイイかなって」

 練習のほとんどが筋力トレーニングだというウエイトリフティング部。確かに皆さん鍛え抜かれたナイスボディです。

 そんな部員たちをまとめる、部長の和田くんには将来の夢が…。

部長の和田くん:
「自衛官を目指しています。ウエイトリフティングはすごくメンタル面が重要で、何回も重量を挙げて『もう1回!』と言われ、それで最後もう1回挙げられた達成感など、学んだことを活かせると思います」

 また、1年生・日々くんにも夢を聞いてみると…。

日々くん:
「僕は乃木坂46が好きで、齋藤飛鳥さんとご飯に行くことが夢です!」

パンサー向井さん:
「何を言ってるんだ(笑) 聞いてたか、部長のちゃんとした夢を」

 向井さんもウエイトリフティングを体験。部長が簡単そうにやっていた、100キロを肩に担いでのスクワットにチャレンジしてみると…。

パンサー向井さん:
「……(肩口にセットされたバーベル、ピクリとも動かず)ヤバい、マジで目の前が真っ暗になりそうだった(笑)こんなんどうやって挙げるの…。この競技すごいね、自分との戦いだね、ずっと」

今回の取材で感じたこと

 筋肉自慢の高校生たちのスゴさ、そしてウエイトリフティングの奥深さを、身をもって知った向井さん。今回の取材で感じたこととは…。

パンサー向井さん:
「単純に手の力で持ち上げてっていうシンプルな競技だと思ってたんですけど、全然違って。体を全部使わないと挙がらないし、精神面も必要でした。心で負けたらムリってなっちゃう。複雑な、それでいて面白い競技だなと思いました。私は筋肉キャラ諦めました(笑)」

 名城大学附属高校ウエイトリフティング部の皆さん、ありがとうございました!

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