CBCアナウンサーの公式YouTubeチャンネル「みてちょてれび」の大人気企画「カメラテスト」シリーズ。今回は西村俊仁アナの採用試験時のカメラテストの映像を、加藤由香アナと塩見啓一アナと一緒に見ることに。試験官を担当した塩見アナには、忘れられない学生だったようです。

知らない間に妻夫木聡さん似と噂に！？

西村アナは「誰が見たいのか分かりませんが…」と渋々動画を再生。加藤アナによると、当時は社内に「次の新人アナウンサーは（俳優の）妻夫木聡くん似」との噂が広まったのだとか。

カメラ前に歩いてくる昔の自分に、西村アナは「妻夫木感あるでしょ？」と言いますが、塩見アナは「どこが？」と一刀両断。加藤アナは「この姿を見て、誰が妻夫木くんって言った？」と不思議がります。

西村アナは「ただ、流しているだけなのに、全国の妻夫木ファンを敵にまわす感じ」と嘆き、名前のスーパーの最後の漢字が「仁」ではなく「二」になっていることにクレームを入れます。

大学を卒業できず、2年連続でCBCを受験！

西村青年は「私の売りは積極性とフットワークの軽さです」と自己紹介を開始。「都市政策の分野に携わるために、去年の春には現在の大学に3年時編入学を果たしました」とアピールします。

実は西村アナは、CBCの入社試験を2年連続で受けていたそうです。加藤アナが「CBCにどうしても入りたかったの？」と聞くと、当時試験官を担当していた塩見アナは「そういうわけでもない」と笑顔。西村アナも「そういうことにすれば美談ですが…」とバツの悪い表情です。

西村アナは3年連続でアナウンサー試験を受け続けたという珍しい経歴の持ち主。大阪市立大学の3年生の時に初めて某在阪局の試験で内定を受けたものの、大学を卒業できず入社しませんでした。4年生の時に、1回目のCBCの入社試験を受けましたが不採用。その後、編入試験で法政大学に移り、もう一度3年生に。翌年CBCの2回目の入社試験を受けました。今回見ているカメラテストは2回目のものだそうです。

塩見アナが「私の声もくぐもっていて、やる気のなさがある」と話すと、西村アナは「（一次面接で）塩見さんと喧嘩したんですよ！」と渋い顔。塩見アナは「喧嘩した覚えはないけど、よく来たなと思って」と笑います。西村アナの記憶では、「『何しに来たんや』って言われて！試験受けに来たんですよ！」と言い返したのだとか。

塩見アナによると、前年の受験の時に内定を出すつもりで一度電話をしていたそうです。「電話をして、『もう一度試験に来てくれたら採用するから、来て欲しい』と言ったけど、モゴモゴしていた」と明かします。実はその時、西村アナは法政大学への編入が決まり、合格しても行けないという状況になっていたそうです。

塩見アナは「結局採用はダメになった。そんな状況で、コイツが(翌年に)しれーっと来た」と笑うと、西村アナは「僕、メンタル強いっすね！」と過去の自分に感心します。

初心にかえって深くお辞儀！

「今日、ここに来るまでにやったことは？」と問われ、「いつも、左足から靴下を履いた時に、全てがうまく行くというジンクスがあります。今日、間違って右から履きそうになったので、一度脱いで左から履きました！」と答える西村青年。(※ちなみに「ジンクス」は縁起の悪いことにしか使いません。誤用ですよ、西村青年！）

その後も要領を得ない受け答えが続き、西村アナは動画を止めて「僕の面接、内容ゼロ！」と嘆きます。加藤アナが「塩見さんがそれに対して、さらに深く聞いていかない。興味ない感じが…」と指摘すると、塩見アナは「あまり言うとダメだなというのは分かるので、とりあえず次に行こうと。どこかで話が詰まっちゃうと、それで落ちるんです」と明かします。

塩見アナは当時を振り返り、「少し私の声のトーンが明るくなっている。何とか合格させてあげたいなと。最初は『コイツ！』とか思っていたけど、だんだん来てもらおうという感じになって」と話します。

「最後のアピールをどうぞ」と促された西村青年は、「とにかく入社したいです！よろしくお願いします！」と大きな声でアピールして深々とお辞儀。動画が終了しました。

西村アナは「内容がない！CBC試験2回目、アナウンサー試験3回目。努力をしない、反省もない。だから21年後にこうなるんですね」と意気消沈。塩見アナが「これからの仕事、頑張ってください」とエールを送ると、「本当ですね。引き続き、ポンコツをよろしくお願いします！」と正面のカメラに向かって深々とお辞儀をしました。

CBCテレビYouTube「みてちょてれび」配信より