「明日はオフでいいよ」と言っても…フェンシング界のエース・加納虹輝選手(28)恩師が明かす強さの秘密
9月19日に開幕するアジア大会。今回紹介する選手は、フェンシングエペに出場予定の愛知県あま市出身、加納虹輝選手。地元・愛知でアジア大会連覇を目指します。

「その一突きが歴史を紡ぐ」
愛知県あま市出身の加納虹輝選手(28)。前回のアジア大会では45年ぶりの金メダルを獲得し、今回連覇がかかるディフェンディングチャンピオンです。
フェンシングはフルーレ・サーブル・エペの3種目あり、加納選手が行うのは、唯一全身どこを突いても点が入るエペ。そのため、一瞬でもスキを見せたら負けてしまう究極の種目なんです。

(東京五輪での実況 男子エペ団体)
「いった~!加納選手、超特急ですね!」
加納選手は、東京オリンピックの男子エペ団体で、日本フェンシング界に初めて金メダルをもたらすと、続くパリオリンピックでは個人として初めて世界の頂点に立った日本のフェンシング界を牽引するエースです。
「明日はオフでいいよ」と言っても…
そんな加納選手の強さの秘密は、積み重ねてきた基礎練習。
(加納選手)
「壁をつく練習は、基礎的なことになってくるので、欠かさずやるようにしています。足が先に出てしまうと突くのが遅れてしまうので、(相手に)先に突かれてしまうんですけど、やばいと思っても腕だけ出していれば(相手と)同時に突けたりしのげたりするので、そこは基礎が試合で活きてくる」

果敢に相手を突くために動作を体にしみこませる。その姿勢は高校時代から何一つ変わっていません。
(高校時代の恩師 本間邦彦さん)
「『明日はオフでいいよ』という話でも『いや、練習がしたいので!』とほぼ休みなしで年中練習していました、誰よりも努力をしていました」
そんな地道な練習も決して怠らない加納選手には、ひたむきに競技と向き合うからこそ芽生えたある思いがあります。

フェンシングを“メジャー競技”に
(加納選手)
「まだフェンシングはマイナー競技と言われていると思うので、メジャーな競技にしていきたい」
競技の普及。すそ野を広げたいという強い思いは、地元・愛知で行われる大舞台での原動力にもなっています。

(加納選手)
「(大会で)結果を出すとメディアに取り上げてもらえて、フェンシングをやったことがない人の目につくと思うので、(個人・団体)どちらも優勝して、勝つところを多くの方に見せたいと思います」
フェンシングの男子エペは、9月24日から常滑市の愛知県国際展示場で行われます。




