2026アジアパラ競技大会を支える「車いすや装具の進化」。

愛知県ではアジア大会が終わり、18日からはアジアパラ大会が始まります。パラスポーツは身体の機能に制限のある中で、それぞれの選手が持てる力を最大限に発揮します。障害のある人もない人も、同じようにスポーツを楽しめるように、アジアパラ大会ではどのような工夫がされているのでしょうか?10月7日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、アジアパラ大会の取り組みや工夫について語ります。
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アジア大会(第20回アジア競技大会2026/愛知・名古屋)が終わり、18日からはパラスポーツを競うアジアパラ大会(愛知・名古屋2026第5回アジアパラ競技大会)が始まります。
パラスポーツは身体の機能に制限のあるなかで、それぞれの選手が持てる力を最大限に発揮します。
国内では2021年の東京パラリンピック以来となる、パラスポーツの国際的な総合大会。
24日までの7日間、愛知県および名古屋市を中心に開催される予定です。
小高「選手の動きを補助するための車いすや、装具などの道具もどんどん進化して、選手を支えていますね」
つボイ「極限の記録や、勝敗を競う選手たちのために研究された道具。そこで生まれた技術が日常にも生かされている」
小高「機械好きの人なら結構、そっちを視点にして楽しめちゃう」
車いすなら軽量化や旋回のしやすさ、義足なら衝撃や重さへの対応など、選手の動きを妨げない設計や、素材の工夫も日常で使う道具の開発に活かされていきます。
小高「パラの選手のための技術ではなく、日常で私たちの使うものにも活かされていくんですね」
ユーザーの意見を取り入れた配置
これらの新たな工夫は参加選手だけでなく、車いすの観客の方のためにもなされています。
つボイ「アジアパラ大会。選手だけではなく、観に行くお客さんに向けても、いろいろ工夫がされているようですね」
メイン会場の瑞穂公園陸上競技場(名古屋市)には、およそ300席の車いす使用者用の観覧席が配置されています。
この競技場は2021年に解体され、改修が行われる際に、当事者である車いすユーザーの意見を取り入れながら配置や動線を考えたのだそうです。
つボイ「当事者の声は大事ですもんね」
小高「座った状態でも見やすいように、手すりの高さを工夫したり。観たい席を選べるように、車いすの席の位置を何箇所かに分けたり。座席の工夫のほか、売店のカウンターが車いすでも買いものがしやすい高さになっていたり」
当事者ならではの視点からの意見が十分に反映されているようです。
疲れやすい人が静かに休める「専用室」も
こうした工夫によって、車いすの人であっても、車いすでない人たちと同じ導線で動けるように、特別扱いされない工夫がされているそうです。
つボイ「当たり前に競技を見るお客さんとして、区別されずに動けるようにと。こういう工夫ですよね」
その他、強い光や音などの刺激に疲れやすい感覚過敏の方や、発達障害の方など、パニックになってしまう人が静かに休むことができる「Calm Down室」も設けられています。
つボイ「なるほど。いろんな立場の方が楽しめるような設計になっているわけですよね」
こうした取り組みが広がっていけば、参加側であれ観戦側であれ、障害のある人もない人も同じようにスポーツを楽しめるようになりそうです。
(nachtm)
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