シルバーウィーク目前。「祝日法」を知ろう
今年は9月19日の土曜日から23日の水曜日までシルバーウィークに入ります。こうした祝日についてそもそもどのように決まっているかご存じですか?実は「祝日法」という法律が大きく関係しています。15日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、アディーレ法律事務所の正木裕美弁護士が祝日法について解説します。
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今週末19日からは秋の大型連休シルバーウィークです。今年のシルバーウィークは19日から23日までの5連休。さらに間の平日で休日を2日取得出来れば休めば、最大9連休となります。
そもそも祝日とはどのように定められるのでしょうか?正木弁護士に聞きました。
正木「祝日とは、祝日法によって定められた、ある日を国民がこぞって祝ったり感謝をしたり記念しましょうということで定められています。」
いま日本で祝日は年間16日あります。
祝日法ってどんな法律?
正木「この日がいつであって、どういう意味があるのかが全部定められています」
例えば9月第三月曜日の「敬老の日」。多年に渡り社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う気持ちで臨もうという日。
4月29日の「昭和の日」は戦争や復興など激動の昭和を顧み、国の将来に思いを致す日。
この「昭和の日」はもともと昭和天皇の天皇誕生日で、2007年に改めて制定されました。
振り替え休日のルール
祝日法には祝日だけでなく「振り替え休日」と「国民の休日」についても書かれているそうです。
まずは振り替え休日。
正木「祝日は休みになるというルールですが、日曜日に重なると実質休みにはなりません。そういう時は日曜日から考えて最も近い祝日ではない日(平日)を休日にします、というルールがあります」
日曜日が祝日で月曜日が平日ならば、月曜日が振り替え休日になります。
また、日曜日が祝日で月曜日も祝日だとしたら、次の平日の火曜日が振り替え休日になります。
ルールでは、休日が重なる場合は振り替え休日は先送りされていきます。
オセロ休日とは?
正木「来週の火曜日、9月22日は『国民の休日』です。これは振り替え休日とは別の物。いわゆる”オセロ休日”と言われるお休みです」
オセロ休日とは平日でも、前と後ろが祝日の時はオセロのように真ん中の日も休日にして3連休にしようという制度。
例えば今年の場合21日の月曜日が「敬老の日」。
水曜日が「秋分の日」なので、間に挟まれた火曜日がオセロのように休みとなります。月曜と水曜に挟まれて火曜日が休日になる年は比較的珍しいそうです。
まとまった休みのため
その他「ハッピーマンデー制度」というものもあります。
特定の日付を祝日にするのではなく、ある月の月曜日を休みにして、土曜日が休みの人ならば土、日、月と3連休にするための制度。
ハッピーマンデーで祝日に決まっているのは現在4つ。
1月の成人の日。7月の海の日。9月の敬老の日。10月のスポーツの日はハッピーマンデーで月曜日です。
例えば10月第二月曜日の「スポーツの日」。
もともと1964年に東京オリンピック開会式が行なわれた10月10日に設定されていました。
2020年、二度目の東京オリンピックが開かれる予定の年に「スポーツの日」に改められ、まとまった休みが取れるよう、ハッピーマンデー制度で10月第二月曜日に移動されました。
海外より多いけど
正木「もともと祝日法ができたのは、戦後まもなくの昭和23年だったんです。当初は祝日が9日しかなかったんですよね」
休みを実質的に増やすためにそれからたくさんの改正が加わり、オセロ休日などもできてきました。現在の休日は年間16日と増えています。
日本は海外と比べると休日の日数が多いそうです。海外は宗教にもよるので一概には言えませんが、ヨーロッパでは一桁日数のところが多いのだとか。
正木「ですが、海外の方はバカンスとか休みの取り方が上手なので、祝日が多いけど休めてないと言われてしまうのが日本です」
(尾関)
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