亡き先輩の「声」に衝撃、アホロートル林が貫く芸人人生の原点
CBCラジオ『しろくじちゃんとアホロートルが寝る前にほめるラジオ』は、シロナガスクジラのゆるキャラ・しろくじちゃんと、お笑いコンビ・アホロートルの林廉と安田遥香が、「ほめる」をテーマに、あらゆる出来事をほめながら紹介する番組です。8月3日の放送では、林が亡くなったトラッシュスターの伊藤政臣さんについて語りました。名古屋時代から憧れ続けた先輩から受け取ったものを胸に、林はずっと声を張り続けてきたといいます。
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林「僕らがお笑い始めた時、トラッシュスターってヒーローだったんよな。名古屋よしもとはトラッシュスターやったのね」
安田「スターだったよね」
アホロートルが前説を務めるネタ番組、その本編に出ているのがトラッシュスター。当時はそんな間柄でした。
コンビはすでに解散し、中山マサキさんはCBCラジオ『中山マサキとなかしの笑スタ』などで活動を続けています。
その中山さんの相方だった伊藤さんが、闘病の末に亡くなってしまいました。
微妙な距離で考えたこと
アホロートルは太田プロ、トラッシュスターは吉本と、事務所が異なります。
林「なんか、微妙な距離なんですよ」
直接の関係性があった人たちがXでお悔やみを投稿するのは自然でも、自分たちくらいの距離で発信するのはどうなのか。そう考えて何も言わずにいたものの、ラジオでは話したいと思っていたそうです。
安田「それこそ我々がCBCラジオで拾ってもらった同じオーディションで、トラッシュスターさんも受かって」
林「俺はね、トラッシュスターをライバルだと思っとるから、今でも」
養成所1年目に受けた衝撃
林「みんな気づいてらっしゃるかっていう話なんだけどね、アホロートルってめっちゃ声でかいの知ってます?」
舞台やライブになると、芸風に対して声が大きすぎるほど。その原点は、養成所に入って最初に見学に行かされたライブにありました。そこに出ていたのが、トラッシュスターです。
林「トラッシュスターの伊藤さんの『どうもー!』がでかすぎて。俺、その時点でもうおもろかったんやって。そこからずっと伊藤さんがめちゃくちゃ声でかいんだけど、それに俺は衝撃を受けたよね」
当時は舞台に足を運んだ経験がほとんどなく、大きなライブではマイクを使うため、地声の大きさもわかりません。マイクなしの近い距離で行なうライブを見たのは、この時が初めてでした。
林「声がでかいってこんなにおもろいんだっていう。あれを生で見て衝撃だったから、俺、絶対声だけでかくあろうって思って」
安田「ずっと言っとったもんね。もう10年」
「伊藤チルドレン」
林「もう失礼な話、『伊藤さんって声がでかいからおもろい』って、俺はずっと言っとったから」
声が大きいだけでおもしろい。林はそこにお笑いの本質を見ているといいます。
林「だからひな鳥なの。伊藤チルドレンなんだ。そういう意味で言えば」
安田「トラッシュさん、ずっとうちらも憧れだったからね。入ったばっかりの時はね」
林が目指しているのは、平場で「どうもー!」と言いながら出ていく時に、前の演者をびっくりさせること。
ここで実際にその声を出すと、安田から制止が入りました。
安田「割れちゃうよ!おい、ラジオでやるなよ」
しろくじちゃん「びっくりした」
安田「ほんとはもっとでかいから、普段」
胸に残り続けているもの
安田「学んだ側はずっと胸に残ってるからね。伊藤さんは知らないと思うけど、林がずっと思ってるっていうのは」
林「憧れのトラッシュスターと、同じラジオのオーディションで拾ってもらって。さあ、いざ戦おうと思ったらね、仲が悪すぎて解散して自滅してしまいました」
安田「なんてこと言うんだってー。そうだけど。違うんだよ、いろいろあったんだよ。ありがたいことに同じ枠で曜日違いでやらせてもらってた」
林「いろんな思い出がございます。大事なことを教えてもらいました。ありがとうございました」
安田「本当にありがとうございました」
憧れの先輩から受け取ったものは、今もアホロートルの中に残っています。
(minto)
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