約1000本。大学生がシャープペンシル博物館をオープン
誰もが一度は使ったことのあるシャープペンシル。その奥深い世界に魅了され、小学生の頃から集め続けたコレクションを形にして専門博物館をオープンした大学生がいます。7月17日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、「シャープペンシル博物館」オーナーの廣瀬健吾さんが出演し、博物館を開設した経緯やシャープペンシルの魅力、今後の展望などを紹介しました。聞き手は天野なな実と竹地祐治アナウンサーです。
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京都市中京区に先月オープンした「シャープペンシル博物館」は、完全予約制のシャープペンシル専門博物館です。
館内には約1000本のシャープペンシルが展示されており、見学するだけでなく、実際に手に取って書き比べができることも大きな魅力となっています。
廣瀬さんは博物館のオーナーですが、建築を学ぶ大学生でもあります。
竹地「設計の時に使うシャーペンは将来の仕事道具にもなりますね」
廣瀬さんは小学3年生の頃からシャープペンシルを集め始めました。
博物館を開いた理由については、「たくさんの方にシャーペンの歴史とか魅力を知っていただきたい」と説明。長年集めてきたコレクションを、多くの人に楽しんでもらいたいという思いが開館につながったといいます。
竹地「男の子ですね。どうしてもコレクションしたくなっちゃう」
幼い頃から一つのものを集め続けてきた廣瀬さんの熱意に感心していました。
驚愕のコレクション数
博物館に展示している約1000本とは別に、自身が所有するシャープペンシルはなんと約5000本。
天野「本物だ…」
竹地「5000本書けないですよ。一生のうちに」
ふたりはコレクションの多さに驚いた様子でした。
廣瀬さんはシャープペンシルに魅了された理由について、「メカメカしさというか、小学生でシャーペンに切り替わるタイミングで、かっこいいなって感じではまりました」と振り返ります。
収集のためには全国各地の文房具店を訪れており、青森から四国まで個人経営の店舗を巡ってきたそうです。
竹地「建築を勉強している大学生が、『昔のシャーペンありませんか』って聞いて歩いているんですよね(笑)」
欲しいモデルが見つからず探し続けることも珍しくないとのこと。廣瀬さんの行動力に驚きっぱなしのふたりです。
お気に入りシャーペンは
廣瀬さんが最もお気に入りとして紹介したのは、ぺんてるの「スマッシュ」。現在でも購入しやすい定番モデルですが、「シンプルです」と、その完成度の高さを魅力として挙げました。
実際に番組ディレクターも購入しており、天野は「無駄がない感じの形ですね」と感想を語っていました。
一方で、博物館には希少価値の高いシャープペンシルも展示されています。中でもぺんてるの「エクスキャリバー テクノマチック」は、およそ60万円という高額で取引されることもあるそうです。
竹地「その金を捻出するためにバイトもしなきゃいけないから大変ですね(笑)」
廣瀬「そうなんですよ(笑)」
さらに廣瀬さんは、自身で筆記具ブランド「廣瀬鐵筆堂」を立ち上げ、オリジナルのシャープペンシルも製作・販売。価格は1万1000円です。
廣瀬「どうしても家賃があるので…(笑)」
企画展示にも意欲
シャープペンシル博物館は現在、日曜日限定で営業しており、小学6年生など若い来館者も多いといいます。
天野「将来の廣瀬さんですよね」
廣瀬「昔の自分を見ている感じです」
自分と同じようにシャープペンシルに夢中になる子どもたちの存在をうれしく感じている様子でした。
今後については、「メーカーさんとかと企画展示にも挑戦したいと思っています」と展望を語り、シャープペンシルの魅力をさらに広く発信していきたい考えを明かす廣瀬さん。
天野も「このシャーペン愛がメーカーさんにも伝わっていくといいですね」と期待を寄せていました。
5000本ものコレクションから生まれたシャープペンシル博物館。
文房具が好きな人はもちろん、普段何気なく使っているシャープペンシルの歴史や魅力に触れてみたい人も、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
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