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南海トラフで愛知県の死者最大2万7000人。12年ぶりに被害想定を更新

南海トラフで愛知県の死者最大2万7000人。12年ぶりに被害想定を更新

南海トラフ巨大地震への備えが改めて注目されています。愛知県は6月2日に12年ぶりに県独自の被害想定を見直し、最大で2万7000人の死者が発生する可能性があると公表しました。翌3日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、永岡歩アナウンサーと山本衿奈がこの話題を取り上げ、津波の到達時間や日頃の備えの重要性について語りました。

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12年ぶりに被害想定を更新

愛知県が公表した南海トラフ巨大地震の新たな被害想定は、駿河湾から日向灘を震源域とするマグニチュード9.0以上の巨大地震が発生した場合を想定したもので、理論上最大クラスの地震と津波を前提に算出されています。

県によると、愛知県内の死者数は最大で2万7000人。このうち津波や浸水による死者が約1万4000人と半数以上を占める見込みです。
そのほか、建物倒壊などによる死者が約1万2000人、火災による死者が1,300人、崖崩れなどによる死者が80人とされています。

一方で、2014年に公表された前回想定と比較すると、全体の死者数は約2,000人減少しました。

今回の結果では、耐震化の進展や建て替えによる建物被害の減少が影響しています。
一方で、地盤や地形データの見直しによって震度6強以上の揺れや液状化が想定されるエリアは広がっており、津波や浸水による被害想定は増加しています。

数分で津波到達も

特に永岡が危機感を示したのが、津波の高さと到達時間です。 今回の想定では、最大クラスの津波高は田原市で20.2メートル、豊橋市で18.5メートル、南知多町で9.4メートルとされています。

永岡「想定される最大クラスの津波だから安心、じゃない」

近年の大規模災害では想定を超えるケースも起きているとして、数字だけで安全と判断するべきではないとの考えを示しました。

さらに津波到達時間についても言及。最短到達時間は豊橋市で5分、田原市で6分、南知多町で21分とされており、ふたりははその短さに驚きを隠しきれませんでした。

地震発生後、人はまず身の安全を確保し、揺れがおさまるのを待ちます。しかし実際には「まだ怖いな」「外へ出ていいのかな」などと判断に迷う時間が発生するのではと永岡は指摘。
靴を履いて避難を始めるまでに数分が経過する可能性があるとし、「豊橋市の一部ではもう津波が到達している恐れもある」と危機感を語りました。

そのうえで、災害時に持ち出すバッグを事前に準備しておくことや、避難行動を体で覚えておくことの大切さを訴えました。

震度6弱を経験した永岡

防災意識の重要性を語る中で、永岡は自身の地震体験にも触れました。
永岡は以前、震度6弱を経験したことがあるとのこと。当時は周囲に高い建物がない場所だったにもかかわらず、激しく揺れる木々や聞き慣れない音によって強い恐怖を感じたといいます。

永岡は「本当に怖かった」と振り返りつつ、実際に大きな地震が起きた際に冷静な判断を下せるかどうかは簡単なことではないと説明しました。

だからこそ重要なのは、災害発生後に考えるのではなく、平時から避難方法や連絡手段を家族や地域で共有しておくことだと強調。

永岡「『ぱっと行動できるかな?』。ここの意識ですよね」

防災への心構えを持つことの必要性を訴えました。

いかに自分事にするか

永岡は今回の愛知県による被害想定の公表について、「これをきっかけにしてほしい」と呼びかけました。

また、防災対策は行政任せではなく、自分自身でできる準備も欠かせないと話します。

永岡「これは行政によるハードにお任せするだけじゃない。自分で何ができるのかというのは準備しておくというのが改めて大事」

行政によるインフラ整備や防災対策はもちろん重要ですが、その先で自分や家族の命を守るために何ができるのかを考え、備えておく必要があるのだと語りました。

南海トラフ巨大地震は、いつ発生してもおかしくないと長年指摘されています。
今回の被害想定の公表を機に、自宅周辺のハザードマップや避難場所、非常持ち出し袋の中身を改めて確認してみてはいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
 

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