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「じゃない方の千代田」が話題。自虐PRで注目の群馬県千代田町

「じゃない方の千代田」が話題。自虐PRで注目の群馬県千代田町

千代田といえば東京都千代田区を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、群馬県にも「千代田」があります。その群馬県千代田町が、「じゃない方の千代田」という自虐キャンペーンで注目を集めています。3月19日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、群馬県千代田町役場総合政策課主事の横山将さんにお話を伺いました。

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利根川沿いに広がる田園の町

千代田町は群馬県の東南部に位置し、利根川を挟んで埼玉県と隣接しています。町内に山はなく、全体が平坦な地形で美しい田園風景が広がり、利根川の恵みを生かした米の栽培が盛んです。

人口は約1万人。町名は昭和の時代に「千代に八千代に栄える町であるように(いつまでも永遠に)」という願いを込めて名付けられました。

「じゃない方の千代田」は、群馬県に千代田町があることを広く知ってもらいたいという思いから生まれたキャンペーンだそうです。

横山さん「千代田町は陰に隠れがちなので、千代田といえば東京じゃないほうもあると、今日は名前だけでも覚えていただけると嬉しいです」

千代田線の駅に大胆な広告

昨年夏には東京メトロ千代田線の一部の駅に「じゃない方の千代田です」と銘打った広告ポスターを掲示しました。

すぐに電車が来る綾瀬駅に対して「千代田町の移動手段は船」、ホテルが立ち並ぶ日比谷に対して「千代田町唯一のホテルは寺」など、東京にリスペクトを持ちつつ対比しながら千代田町をPRする内容です。

このアイデアはふるさと納税のシティプロモーションの一環で、広告業界に強い方を交えたチームから生まれました。

80万回再生のショートドラマ

東京都千代田区でのリアルイベントやTikTokでのショートドラマ配信にも取り組んでおり、ショートドラマは現在80万回再生を記録しています。

物語の主人公は、東京都千代田区在住で大手広告代理店勤務の「千代田線子」と、群馬県千代田町役場で働く職員「千代田町男」。都会の暮らしに疲れた線子がふと目についた「じゃない方の千代田」に興味を持ち、千代田町を訪れるところから始まります。

優しい笑顔で出迎えてくれた町男の案内で千代田町の魅力に触れるうちに、線子の心が少しずつ変化していく物語です。

住民もハッシュタグで発信

地元の反応も好意的です。SNSでは住民が「#じゃない方の千代田」をつけて町の魅力を発信しており、直近のマラソン大会でもこのタグが使われるなど広がりを見せています。

横山さん「かなり愛着をもってくれているのではと感じています」

群馬県といえば温泉が有名で、海はないものの風にもかなり自信があるといいます。

ただ千代田町を知ってもらう機会はなかなかないため、「少しでも知ってもらえれば嬉しい」と横山さんは語りました。

ビールの町、ふるさと納税も好調

千代田町にはサントリーのビール工場をはじめ多くの優良企業が拠点を置いており、工業の町としての側面も持っています。「ビールの町、千代田町」としてプロモーション活動を行った結果、ふるさと納税の寄付額も大きく伸びたそうです。

4月には利根川近くにキッチンコンテナを整備した新しい交流拠点「赤岩ベース」がオープン予定。カレー屋とクレープ屋が入店するほか、災害時には防災拠点にもなる「食と安心」をテーマにした最新スポットです。

さらに町内の大きな公園の再開発プロジェクトとして、ハワイアンな雰囲気の中で自然を満喫できるグランピング施設の整備も進めています。

「じゃない方」という自虐をきっかけに、東海地方のラジオや全国ネットのテレビからも取材が入るようになりました。Xでも町の職員たちが積極的に情報を発信しているそうです。

"じゃない方"を名乗る町が、全国に名前を広げつつあります。
(minto)
 

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