桜の開花宣言続々!早く咲いて早く散る桜を楽しむコツ
3月17日、愛知県名古屋市で桜の開花が発表されました。岐阜、高知、甲府に続いて全国で4か所目です。これは平年より7日早く去年より9日早い開花で、1953年の統計開始以降、89年、90年、2021年、23年と並び、最も早い観測となりました。3月18日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』は、春の訪れを告げるこの話題で盛り上がりました。年々早くなる開花時期に合わせて、早まる満開時期。早く咲いて早く散る桜を楽しむコツとは?
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く桜前線、到来
週末から上昇した気温により、各地で桜のつぼみの生長が急速に進みました。名古屋市で開花宣言のあった17日も、朝からの晴天により一気に開花したものとみられています。
また、ソメイヨシノよりも開花の早いシダレザクラはすでに花弁を綻ばせている場所も多く、日に日に華やかになっていく木々を見上げるのが楽しい季節となりました。
小高「CBCの周りにもソメイヨシノの木があって、通勤がてら観測している人が多いですよ」
日を追うごとに開花が進むのを見ると、いつもの通勤も心が躍ります。
東京をはじめとする関東地方でも18日以降順次開花し、来週までには関東より西の広い範囲で開花が予想されています。東北地方では4月の頭ごろ、北海道では4月下旬頃に桜のたよりが訪れると見られています。
咲くのが早まれば
桜の開花は、冬の終わりと春の訪れを知らせる嬉しいたより。早く咲いてくれるのは喜ばしいですが、早く咲くという事は早く散るという事です。名古屋市では3月24日頃にはもう満開を迎えると言われています。
小高「楽しめる期間は長ければ長いほどいいんですが」
つボイ「途中でぐっと寒くなるといいんですけどね」
小高「『花冷え』と言いますよね。そうするとちょっと咲いてる期間が延びますが」
3月下旬から4月上旬の時期に一時的に寒さが戻る現象のことを「花冷え」、もしくは「寒の戻り」と言います。
春の気配は感じたいところですが、気温が高いと花が咲くスピードが速まるため、できるだけ長い期間桜を楽しむためには少々寒くなる方がよさそうです。
入学式前に散る?
しかし東北地方や北海道を除いて、3月下旬にはほとんどの地域で満開予定です。4月上旬に行なわれるであろう入学式や入園式の時期には、すでに葉桜になってしまっている可能性もあります。
つボイ「これだけ開花が早いと、ランドセルを背負って桜の下で写真を撮るのは難しいかもしれませんね」
小高「でもやっぱり、桜の中の入学式の写真って欲しいじゃないですか。学校には入学式の看板が事前に用意されているわけですから、看板だけ早めに出しておいてもらうことはできないのかな?」
入学式前に看板だけあらかじめ設置しておき、各自自由に前撮りができるスポットを作ればよいのではと考える小高。天気や桜の咲き具合に左右されることなく、可愛い我が子の写真を綺麗に残すことができます。
さらに入学式当日、看板付近は撮影したい家族で溢れかえります。混雑緩和にもなって一石二鳥な良いアイデアかもしれません。
満開を過ぎても
しかし、桜を楽しむことができるのは満開時期だけではありません。リスナーからこんな投稿が寄せられました。
「桜の開花宣言がありましたね。今日の夕方ごろから降りだす雨は、開花を促す『花おこしの雨』になるでしょうか。『桜雲』にはまだまだ程遠いですが、すぐに『花明かり』や『こぼれ桜』になり、『桜流し』、『桜雨』になって、やがて『花筏』になるでしょう」(Aさん)
日本には、桜の様子を表す言葉が多く存在しています。
「桜雲(おううん)」は満開の桜が一面に咲き連なり、遠くから白雲が空に浮かんでいるように見える様子を表す言葉、「花明かり」は満開の桜が夜でも周囲をぼんやりと明るく照らしている様子を表す、幻想的で風流な言葉です。
一方「こぼれ桜」は満開を過ぎて花が散り落ちる様子や、路面に散り敷いた花びらの様子を表す言葉。「桜流し」「桜雨」は桜の開花時期に降る長雨や、その雨で散った桜の花びらが水面に流れていく様子を指し、散りゆく美しさや儚さを感じさせます。
そして「桜筏(はないかだ)」は散った桜の花びらが川や池の水面に浮かび、帯状に連なって筏のように流れていく情緒的な光景のこと。
満開を過ぎた桜にも風情を感じて楽しんできた日本人の心に倣って、桜の時期を目いっぱい楽しみたいものですね。
(吉村)
番組紹介
読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。



