映画『レンタル・ファミリー』光太役・木村文さんにインタビュー
2月27日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、この日公開となった映画『レンタル・ファミリー』が紹介されました。石坂美咲が若手社員・光太役を演じた木村文さんにインタビュー。作品の魅力や撮影の様子をうかがいました。
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『レンタル・ファミリー』は、東京で暮らす落ちぶれた俳優フィリップが主人公です。
日本での生活に居心地の良さを感じながらも、本来の自分を見失いかけていた彼は、“レンタル家族”という仕事に出会います。
他人の人生に入り込み、仮の家族や友人として役割を演じる中で、思いもよらない人生を体験し、生きる喜びを見つけていきます。
主演はアカデミー賞俳優のブレンダン・フレイザーさん。
監督はHIKARIさんが務め、100パーセント日本ロケで撮影されました。
石坂は試写会で一足先に鑑賞。
石坂「感情がジェットコースターのように大きく揺さぶられるというよりも、緩やかに物語が進んでいく中で、自分の気持ちも穏やかに動いていく作品です。『世界が初めて体験する感動作』という言葉は本当だと思いました」
静かな余韻が残る作品という印象を持ったようです。
オーディションで受かると感じた⁉︎
劇中でレンタルファミリー会社の若手社員・光太を演じた三重県川越町出身の木村文さんに、石坂がインタビュー。
出演決定の瞬間について木村さんはこう振り返ります。
「オーディションが急に来たんですが、その時に『僕これ絶対決まる』と思ったんです」
実際に翌日には合格の連絡が届き、喜ぶ間もなく衣装合わせへ向かうなど、慌ただしく撮影に入ったそうです。
過去にHIKARI監督作品の『TOKYO VICE』で一緒だったスタッフも多く、ホームのような安心感のある現場だったと語りました。
演じる時の心掛け
石坂が光太の印象について「日常にもいそうな、愛嬌あふれるムードメーカー」と伝えると、木村さんは自身について「小学校、中学校の頃からいい先輩が多くて、“プロの後輩”をずっとやってきた自覚がある(笑)」と返します。
その立ち位置は自然に演じられた部分もあったようです。
共演者については、平岳大さんや山本真理さん、そしてブレンダン・フレイザーさんを「かっこいいお兄ちゃん、お姉ちゃん」と表現。
木村「手を広げて招いてくれている感覚の中で、僕は尻尾を振ってついていく感じでした(笑)」
現場は温かい雰囲気だったようです。
また、演じる上で心がけたことについても質問。
木村「コメディだからといって狙いにいくのではなく、一生懸命生きている光太をそのまま演じること」
頑張って生きている人が時に滑稽に見える瞬間があるけれど、それは応援したくなる姿なのではと語りました。
超優しかったブレンダン
初対面の日、ブレンダン・フレイザーから握手を求められ、「文、今日来てくれて本当にありがとう。君で良かった」と声をかけられたことが強く印象に残っているといいます。
大スターでありながら気さくで、エキストラ一人ひとりに挨拶をする姿勢に「いろんなことを学ばせてもらいました。超優しいです」と敬意を表しました。
お気に入りはレンタルファミリーのメンバーが集結するシーンだそうで、カットがかかった瞬間出演者全員で大笑いしたと振り返りました。
最後に木村さんはメッセージを送ります。
木村「大人になると寂しさや、褒めてもらえない気持ちが増えていくと思ってて。でもこの映画は、そういう気持ちをあたたかく抱きしめてくれて、見終わった後に背中を押してくれる作品です」
静かで優しい感動が広がる『レンタル・ファミリー』。 老若男女問わず、多くの人の心に寄り添う一作は、現在公開中です。
(ランチョンマット先輩)
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