バックステージツアー付き「淡路人形浄瑠璃」が奥深すぎた
先日『CBCラジオ #プラス!』のアシスタント・三浦優奈が、兵庫県の淡路島に500年以上伝わる伝統芸能「淡路人形浄瑠璃」を鑑賞しました。2月4日の放送では、実際に現地で体験したバックステージツアーや公演の様子を語り、その奥深さや魅力を伝えました。聞き手は永岡歩アナウンサーです。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く室町時代から続く伝統芸能
人形浄瑠璃は、三味線、語り、人形によって演じられる伝統芸能で、淡路人形浄瑠璃は室町時代に始まったとされています。
江戸時代から昭和初期にかけては、淡路島に大小あわせて40ほどの人形座が存在し、非常に盛んだったとのこと。
1976年には国の重要無形民俗文化財に指定されました。
現在は南あわじ市にある淡路人形座のみが伝承を担っており、貴重な文化として守られています。
三浦は軽い気持ちで行ったそうですが、その体験は予想を大きく上回るものだったと振り返りました。
バックステージツアーで技術の高さを知る
三浦が特に感動したのが、公演前に行なわれるバックステージツアーです。
人形がどのように動かされているのか、舞台の構造はどうなっているのかを、実際に舞台に上がりながら学ぶことができました。
舞台には「船底」と呼ばれる一段低くなった溝があり、観客からは人形だけが自然に歩いているように見える工夫が施されています。
また、人形は1体を3人で操ります。
主遣いが顔と右手、左遣いが左手、足遣いが足を担当します。
主遣いは人形の頭を高い位置で操るため、15~30センチほどの高下駄を履くそうです。
三浦は実際に高下駄を履く体験も行ない、「これで動かすのは本当にすごい」と驚いていました。
永岡も「舞台を横に移動するわけでしょう」と、その難しさに共感します。
人形の動きが人間と違う
ツアーでは、人形ならではの動きについてのレクチャーもありました。
例えば泣く場面では、手を顔に持ってくるのではなく、胸の辺りで固定します。
永岡「崩れ落ちるっていう演出にするわけか」
三浦「ちょっとこう、涙をこう、品のある感じで拭う。お着物の袖でぐっと拭ってく感じだと、色気があるんです」
人間と同じ動作をすると不自然に見えてしまうため、手の位置や顔の動かし方を工夫することで、品のある表現になると教わったそうです。
三浦「実際の動きとは違うんだけど、これがまたいい」
人形浄瑠璃ならではの美しさを実感したようです。
圧巻の演目!おひねり体験も
その後に鑑賞した演目は「戎舞(えびすまい)」。
恵比寿さんが舞を踊り、人々の幸せを願う内容です。
三浦はバックステージツアーで事前に知識を得たことで、3人の遣い手の息の合い方や技術の高さがより強く伝わったといいます。
三浦「3人で動かしてるって聞いたけど、これどうやって?連携取れ過ぎてないか?ぐらいの」
三浦が体験した公演は、バックステージツアーと本公演をあわせて約1時間で、大人料金は1,800円。
永岡が「映画1本より安い」と驚くほどの内容でした。
さらに、公演後には江戸時代の風習を再現した「おひねり体験」もあり、折り紙状の包みに硬貨を入れて幕に向かって投げる体験や、主演の恵比寿さんの人形との記念撮影も楽しめたそうです。
三浦「全部ひっくるめて大満足でございました」
重要無形民俗文化財に指定されている淡路人形浄瑠璃。
その美しさと技術の高さに魅了されてみてはいかがでしょうか?
(ランチョンマット先輩)
番組紹介
読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。



