選挙戦スタート。SNSでの情報発信の注意点
衆院選の選挙戦が始まり、インターネット上での情報戦が激しくなっています。気軽に情報発信できるSNSですが、注意したいのは、知らず知らずのうちに法律で定められたルールを破ってしまうこと。2月1日放送のCBCラジオ『河原崎辰也 いくしかないだろう!』では、パーソナリティの河原崎辰也とCBCの西村俊仁アナウンサーが、選挙におけるSNSの注意点について話題にします。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く投票日当日の呼びかけに注意
衆院選の選挙戦が始まり、インターネット上での情報戦が激しくなっています。
毎日新聞などの記事によれば、有権者がSNSやウェブサイトで「候補者への支持」を呼びかけることはできます。
ところが、メールでの投票呼びかけは認められておらず、候補者や政党以外は送信や転送も禁止されているとのこと。
またSNSであっても、有料広告を使って投稿を拡散する行為は「公職選挙法違反」となる恐れがあります。
そして選挙当日の投稿にも要注意です。
選挙運動は「公示日から投票前日」までに限られるため、「投票日当日」の呼びかけや投稿の共有も注意が必要です。応援のつもりで拡散しただけでも違反になる可能性があります。
もちろん虚偽情報や誹謗中傷も禁止されています。
河原崎「選挙期間スタートしていますので、皆さん、注意してくださいよ。今はSNSの認知戦。『どうやって使ったらいいか?』の勝負でもある。当たり前のようにいろんな情報が流れてくる」
西村「それこそ戦略として使っている政党、候補者もいますからね」
SNSで流れてくる情報が果たして一次情報かどうか、すぐに判別できないのが実情です。
河原崎「正しい情報かどうかは全くわからない。氾濫している状況」
西村「確かに」
狙われているのは中高年世代?
FacebookやLINE、Xなどから同時に投稿する際は十分注意が必要です。
河原崎「個人の方にメールを送るのもダメ」
西村「そうなんですよね」
SNS戦略と聞くと、10代・20代へのアプローチをイメージする方は多そうですが、「ターゲットは案外自分たちなのではないか?」と指摘する河原崎。
河原崎「40代以上を含めたおじさん、おばさんに刺さる」
現在こうしたSNSのユーザー数は40代、50代が高い傾向にあります。
若い世代ではTikTokなどのショート動画サービスが中心となっています。
河原崎「(40代以上は)映像で観たものや人の声とか、そういうものに信頼を置きがちな人生を送ってきた。フェイクを見破る目は若い人達より、ないかもしれない」
年齢が高くなるに伴い、権威のある人の発言だと真偽不明でも迂闊に信じる人は増えるようです。
政治の話題こそ、冷静な議論を
河原崎「選挙に若い頃、興味がなかったような同級生たちも『国に何か言いたいこと』が出てくる年代」
ただし、自分の思想をSNS上で主張することに対しては「やや抵抗感もある」と河原崎。
河原崎「公職選挙法違反も注意して頂きたいですが、友達同士の関わりでも『どうかな』と」
仲間内でお酒を飲みながら政治を語るのはいいものの、SNSで意見表明をする場合は一歩止まって考える必要があります。
生成AIの時代、「たとえ政見放送であっても、SNSで流れてくる映像は誰かがいじっている可能性を疑う」と河原崎。
河原崎「映像で出てくるものはすべて嘘、と思いながら」
西村「リテラシーですね」
河原崎「熱くなるべきことほど、冷静な目、ある種冷めた目をもつ」
西村「俯瞰で見る」
玉石混交の情報に惑わされず、冷静を保つことの重要性を訴える河原崎でした。
(nachtm)
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