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アメリカが原因?2026年最大の国際的なリスクがやってくる。

アメリカが原因?2026年最大の国際的なリスクがやってくる。

昨年、世界情勢は混沌としていましたが、2026年はどのような年になるのでしょうか。1月5日、国際情勢を専門とするアメリカの調査会社ユーラシア・グループが、毎年恒例となる「今年の世界10大リスク」を発表しました。その中でトランプ大統領が率いる現在のアメリカ合衆国が、世界最大のリスクになると指摘されました。1月7日放送『CBCラジオ #プラス!』では、この分析を基にした今年予想される世界情勢の危険な点について、CBC論説室の石塚元章特別解説委員が解説します。聞き手は永岡歩アナウンサーと三浦優奈です。

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アメリカの政治革命が進行中

今回取り上げる分析内容ですが、アメリカの有名な政治学者であるイアン・ブレマー氏らが運営するユーラシア・グループという調査会社が、毎年1月に発表しています。

今年予想されるリスクの1位は「アメリカの政治革命」で、ドナルド・トランプ大統領が現在行なっている政策や将来行おうとしている政策が、世界的に大きなリスクだと指摘。

民主主義の国で政治を行なうのにあたってはチェックする組織や機関が必要ですが、トランプ大統領はそれを解体したり、自分に有利なように作り変えたりしていることが、リスクになっているそうです。

具体的には、本来なら政権から独立しているはずの司法省やFBIを自分を守るための武器にし、政権に批判的なメディアや法律家、大学を調べさせ、攻撃する材料を探しているという話があります。

各方面への圧力の動きも

分析内容で挙げられているものとしては、トランプ政権の方針に従う議会になりつつあることや、相手方の民主党はバラバラになってリーダーが不在。

さらに味方の共和党の中で、トランプ大統領に反対するような議員に対して圧力をかけ、立候補から外したりすることで、共和党の中でも脅しに屈していく政治家がいると指摘しています。

また、政権に批判するメディアも「偏向報道だ!フェイクニュースを流している」と言われてしまうため、政権への追及は辞やめておこうと内部で決めてしまうといったこともあるようです。

経済界でも報復を恐れて政権を批判しなくなっていくなど、民主主義の大国というイメージのあるアメリカが、どこへ向かっていくのかわからなくなり、これが大きなリスクになっていくのではないかと指摘しているわけです。

3年経つと変わる?

また、本来なら同盟国であるはずの国との関係も、今やトランプ大統領の気分次第で変わる状況となっています。

今までなら民主主義とは相入れない国に対しては批判的だったアメリカが変節しつつあることで、逆に独裁的な国が勢いづいているのが現状。

「アメリカの政治革命」に関するリスクについてこの分析では、アメリカの不安定さはどんどん外へも波及していき、今年はアメリカこそが最大のリスクの源になると結論づけています。

トランプ政権はあと3年で基本的には3回目の就任はないため、終わるまで様子見のまま待つべきなのか。

あるいは次も共和党政権となった場合にその方針を引き継ぐことになってしまうのか、同盟国にとっては判断が難しいところ。

もしかすると、トランプ大統領はこの分析もフェイクと指摘しているかもしれません。
(岡本)
 

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