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「距離を置きたい」彼氏に大久保佳代子が苦言「身勝手すぎない?」

「距離を置きたい」彼氏に大久保佳代子が苦言「身勝手すぎない?」

『真誠presents 大久保佳代子・森本晋太郎のどうぞご自由に』(CBCラジオ)は、愛知県田原市出身の大久保佳代子さんと、事務所の後輩であるトンツカタン森本晋太郎さんが届ける「迷える人たちの道標となる解決型ラジオバラエティ」です。11月29日の放送では、彼氏から「距離を置きたい」と言われたリスナーAさんからの相談を取り上げました。

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突然の「距離を置きたい」宣言

神奈川県在住のAさん(21歳)には、同い年の彼氏がいます。

「彼とは大学3年の夏から1年ほど付き合っています。穏やかで責任感のある性格の彼と毎日LINEのやり取りをしたり、2週間に1回デートをしたり、学期が始まってからは週1ペースで学校で待ち合わせて、お昼に私の手作り弁当を一緒に食べたりしていました」(Aさん)

順調に見えた交際でしたが、先日、彼から思いがけない言葉を告げられました。

「『今、論文執筆で忙しい上に、大学院受験や論文を経て燃え尽き症候群のようになっている。そんな自分は今君のことを大切にできないし、そんな自分を好きになれない。だから少し距離を置きたい』と言われました」(Aさん)

突然のことに動揺しながらも、Aさんはひと段落がつくまでの約3ヶ月間は彼と会わず、LINEも彼から来た時に返すという約束をしたそうです。

理解と傷つきの狭間で

Aさんも彼と同じIT系専攻で論文を経験していて、締め切り前の神経がすり減る感覚はよくわかるといいます。だからこそ彼の気持ちを理解できる一方で、大切にされていないと感じて深く傷ついてしまったそうです。

「距離を置いた直後は眠れず、バイトでミスを連発。でも今はこの番組を聞いたり、本を読んだり運動したりして、少しずつ気持ちが回復してきたところです」(Aさん)

距離を置いてから、彼からはまだ連絡がありません。来年4月にはAさんが就職、彼が大学院に進学して就活も始まるため、戻ってきた時には多忙な状況を加味しつつ関係を再構築したいと考えているそうです。しかし、Aさんの中には葛藤があります。

「ひとつは、彼のためなら支える彼女でありたいという気持ち。もうひとつは、私を放っておいたことを何かしらの形で埋め合わせしてもらわないと許せないという気持ちです」(Aさん)

本当は今すぐにでも会いたいし声が聞きたいけれど、彼の頑張りを信じて今は自分の時間を大切にしようとしているAさん。この状況にどう対応すべきか、そして許せない気持ちとどう付き合えばいいか、大久保さんと森本さんに意見を求めました。

「身勝手すぎない?」

Aさんからの相談を聞いた大久保さんは、開口一番こう切り出しました。

大久保「許せないよ。身勝手すぎない?」

森本「本当ですよね」

大久保「論文が忙しくて、燃え尽き症候群がどうので、『そんな自分は今、君のことを大切にできない。そんな自分も好きになれない。距離を…』身勝手でしょ。許しちゃダメだよ」

森本「なんか自分に酔ってる感じがしますよね」

大久保さんは、Aさんの文章から真面目さや、自分の中で消化しようとする姿勢が感じ取れると指摘した上で、こうアドバイスします。

大久保「恋ってそういうものかな。もっと自分の気持ちに正直に、許せないと思ったら許せない気持ちを消そうと思わずにぶつけてみるなり」

Aさんから彼に「大切にされてないと思った」「3ヶ月も放っておかれて不安だし嫌だ」と、素直に伝えてもいいのではないかと提案しました。

「彼のための人生」になっていないか

「彼のために支える彼女でありたい」というAさんの気持ちについても、大久保さんは疑問を呈します。

大久保「後ろから支えるポジションを取るっていうのも悪くはないと思う。本当にそれでいいですか。本当にそれがしたいことですか、っていうのもね。だって、彼女も大学行って、IT系で就職して。だから、もっとなんか対等でいいと思う」

森本「本当そうですよね。彼のための人生になっちゃいますもんね、Aさんの人生が」

大久保さんは、今後彼と将来を考えているのであれば、しっかり話し合い、自分の意思や感情はある程度伝えていく必要があると強調しました。

他に好きな子がいる可能性も

大久保「怖いのが、ちょっと頭良さそうな言い回しで色々言ってくるけど。もしかしたら、実は他に好きな女の子がいるってパターンだってあるしね」

森本「あんまり考えたくないですけど、なくはないですね」

大久保さんは、20代はいろいろな人と付き合いたい時期かもしれないので、そういう可能性も疑ってみてはと提案しました。

大久保「そんないい子ちゃんにならない方がいいと思いますよ」

「距離を置こう」は信用できない

大久保さんは「距離を置こう」という言葉自体にも疑問を呈します。

大久保「私は言ったことも言われたこともない。もう振られる時は振られてたから。『一旦距離置こう』の意味があんまりわかんないんだよな」

森本「ないですね、一旦距離を置いたこと」

大久保「一旦距離を置いたら、またちょっと愛情が戻ってくるのか、それとも都合のいい言葉でそのままフェードアウトしようとしてんのか。いろいろ考えられるから、あんまりこの言葉を使う人、私はなんか信用できないなと思っちゃうんでね」

森本「ですね。だから、Aさんを傷つけるような人っていう認識でいいと思いますけどね」

最後に大久保さんは「ちょっと頑張って、自分の感情を出してみるのはどうでしょうかね」とAさんにエールを送りました。
(minto)
 

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