アホロートル安田を包むしろくじちゃんの言葉。「新栄の母」が相談者になった夜
CBCラジオ『しろくじちゃんとアホロートルが寝る前にほめるラジオ』は、シロナガスクジラのゆるキャラ・しろくじちゃんと、お笑いコンビ・アホロートルの林廉と安田遥香が、リスナーを褒めて癒すヒーリング番組です。11月10日の放送では、いつも相談に答える側の「新栄の母・安田」が、今回は自身の悩みを打ち明けました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く今回の相談者は「母」
「新栄の母・安田」のコーナーは、たくさんの人々を幸せに導いてきた人生経験豊富なビッグマザー・安田がリスナーの悩みを解決していく人気企画です。
しろくじ「母、最近元気かな?って思ってて。たまには新栄の母・林&しろくじみたいな感じで、逆に安田ちゃんの話聞いてみたい」
こうして、今回は安田が相談する側になりました。この特別編で、安田が打ち明けたのは「緊張しいが治らない」という悩みでした。
緊張で肝を邪魔扱い
安田「芸歴9年目なんですけど、いまだに緊張しちゃって」
その象徴的なエピソードとして、安田は番組のグルメロケでの失敗談を語りました。シェフが特別にステーキの上に肝をのせて準備してくれ、ディレクターからも肝のリポートを頼まれていました。
安田「『わかりました。任してください』って言って、よし、スタート!ってなったら緊張して、その情報全部忘れて」
本番が始まると、安田は緊張のあまり頭が真っ白に。肝の存在を完全に忘れ、「じゃあまずこの肝、どかしちゃいましょう」と、下のステーキから食べ始めてしまいました。
安田によると、「面白いことを言わなければ、上手にしゃべらなければ」と気持ちが焦ってしまい、心拍数が上がって普段できることができなくなってしまうというのです。
ジャガイモになれ?
安田の悩みに対して、林は独特のアドバイスをします。
林「面白いことも言わんでいいし、上手に喋らんくてもいいんじゃない。もう、ただただ立っとったらいいんじゃない」
さらに林は独特の発想を提案しました。
林「お客さんのことじゃがいもみたいに思え、みたいな。よくあるじゃん。だから、お前がジャガイモだと思ってみたらいいじゃん」
安田「私がジャガイモ?」
林「『ここは八百屋、私はジャガイモ、みんなは今日カレーを作るんだよね』と思って立っとったらいいんじゃない」
安田「何そのポエムみたいなやつ」
思わずツッコミを入れる安田に、林はジャガイモぐらい何もできない人間だと思えばいいと続けました。安田も「決めよう」と気負いすぎていたことに気づいたようです。
林「私はジャガイモ、隣の彼はニンジン」
つまり、アホロートルはジャガイモとニンジンのコンビということになります。
しろくじちゃんの温かい解決法
一方、しろくじちゃんはより現実的で温かいアドバイスを送りました。
しろくじちゃん「ゲストの収録の時、安田ちゃん確かに緊張してて構えてる時あるんですけど、みんな優しいし番組を応援してくれてるから。お客さんと自分という関係ではなく、みんな家族、一緒に作ってる仲間という感じにすればいいんじゃないですか」
安田は、29歳になっても初めての人に緊張してしまう自分を振り返り、一線を引いてしまっているのかもしれないと気づきました。
しろくじちゃんは、安田には愛され力があり、テンパっている時がかえって面白いこともあるから、あまり気にしなくていいと締めくくりました。
安田「勉強になるわー」
林「しろくじちゃんが一番まともなことを言ってる」
「母」としての自覚を新たに
最後に林から「安田は母をこれからも続けていきたいんですか」という質問が投げかけられると、安田は答えました。
安田「母がないともう私がやることってないのよ、このラジオで。ここ死守させてください」
そして今回の特別編を振り返り、「マジで勉強になった」と感謝しました。しろくじちゃんがお手本を示してくれたことで、基本に立ち返ることができたようです。
林「不思議な回でしたけど、安田さんがちゃんと母としての自覚と、今後の方針を持ったところで」
いつもは相談に答える側の安田が、今回は相談する側になることで新たな気づきを得た、特別な回でした。
(minto)
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