73試合を見届けたカトリーナが語る!中日・井上一樹監督の「キラーワード」と熱狂の日々
CBCラジオ『あんななのなななっ!』、生まれる前から中日ドラゴンズファンの"あんなな"こと安藤渚七が、ドラゴンズの魅力を伝える「ななのイチオシドラゴンズ」のコーナー。11月9日の公開生放送には、特別ゲストとしてカトリーナこと加藤里奈が登場。熱烈なドラゴンズファンのふたりが、秋季キャンプの様子や井上一樹監督の魅力、来季への期待を熱く語り合いました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く本拠地試合を超える観戦数
加藤が今シーズン観戦したのは、1軍、2軍、ビジターを全て合わせて73試合。本拠地の試合数を超える観戦数に、安藤も驚きを隠せません。
試合後に必ず写真を撮って記録しているという加藤ですが、あまりに負けた試合では落ち込んで写真を撮らずに帰ることもあるため、実際はもう少し多い可能性もあるとのこと。
加藤「結局、趣味だもんね。観るっていうのは習慣になってます」
早朝から仕事をこなし、夜は球場へ足を運び、さらに取材活動も行なうという多忙な日々。それでも野球観戦を続けるのは、もはやドラゴンズが生活の一部になっているからと語ります。
秋季キャンプは猛特訓の日々
11月1日から高知と名古屋に分かれて始まった秋季キャンプ。
加藤「やっぱり大変そう。ピッチャー陣は体力づくりをやって、ランメニューが多いなっていうのもあるし」
ただ、ファンにとって残念なのは一般公開日に雨が多いこと。ナゴヤ球場の初日も中止になり、練習試合も延期が続いています。
YouTubeでの無料配信はありがたい一方、音声がないため「目を離したら違う人が映っている」という状況も。それでも加藤は、仕事をしながらチラ見できると笑います。
特に高知では連日、投手たちが坂ダッシュや階段ダッシュで追い込まれています。仲地礼亜投手も、今まで見たことのない表情を見せるほどの厳しさです。
井上監督自身も、3時間以上にわたって1,038本のノックを行ない、選手と共に汗を流しました。
井上監督は「キラーワード」の名手
加藤に井上監督をひと言で表現してもらうと「キラーワード出しがち」という答えが返ってきました。
加藤「メディアのためっていうのもあると思うし、盛り上げようというパワーもあって、いろいろなワードに置き換えて。それがいい時もあれば悪い時もあるんですけど(笑)。ファンを楽しませてくれた監督さん」
安藤「確かに、ことあるごとに。井上監督のひと言ってすごくピックアップされて」
加藤「だってグッズにもなっちゃったじゃん。上林(誠知)選手の『幽霊』とか」
井上監督が怪我で欠場していた上林選手を「ベンチにいるかいないかわからない、幽霊みたい」と表現したことが、ファンの間で話題となりグッズ化されたエピソードです。
加藤「それをうまくとらえて、選手たちもユーモアで返しているところは、チーム状況と雰囲気がいいんだなっていうのもわかったから、それもすごくいいなと思いました」
笑いが絶えない囲み取材
今年のドラフト1位・中西聖輝投手について、井上監督は「陽キャラっぽいから僕と合いそう」と発言しました。
友だちが多く人脈も広い加藤について、安藤は「井上監督に似てる陽の気がある」と感じているようです。
安藤は加藤に、井上監督と話していて気が合いそうだと思うことはあるか尋ねましたが、実際には直接話す機会は少なく、就任前の単独インタビューと囲み取材の現場のみだそうです。
加藤「囲み取材の時は、新聞記者さんたちが結構突っ込んでいろいろ聞いたりするから、そこでキラーワードが生まれてて。めちゃくちゃ雰囲気いいですよ、笑いが出てる」
とんがったキラーフレーズが出ると、記者たちがふわっとさせて上手にまとめてくれる。そんなチームとしての絶妙な関係性が築かれているそうです。
来季の推しは?
来シーズンの推し選手について尋ねられた加藤。今年の「CBCラジオ夏まつり」の際には、MVPとして石伊雄太捕手の名前を挙げていました。ルーキーイヤーから2年目、相手チームの研究も進む中でどう乗り越えていくか、応援しがいがあると期待を寄せています。
しかし取材を通じて選手たちの努力や裏側を知れば知るほど、ひとりに絞ることが難しくなるとも。
加藤「このプレーにはこんだけ努力があったんだとか見ると、本当にひとりに選べなくなってくる」
裏側を見てしまうからこそ、どの選手にも頑張ってもらいたい、長くドラゴンズで活躍してもらいたいという気持ちが強くなっていくそうです。
来季は一緒に観戦
コーナーの最後、安藤は加藤の発信力から多くを学んでいると感謝を語り、会場のリスナーの前で提案しました。
安藤「みんなの前で言ったら、カトリーナさん断れないと思うので。来シーズン一緒にドーム行ってください!」
加藤「行きましょう!」
普段はなかなか会う機会がないというふたり。イベントの時だけの顔合わせで、ゆっくり話す時間もないといいます。
多くのリスナーが見守る中、来季は73試合を超える観戦を目指そうと笑い合う安藤と加藤でした。
(minto)
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