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BOYS AND MEN辻本達規がハマる。山頂目指して駆け上る「トレイルラン」とは?

BOYS AND MEN辻本達規がハマる。山頂目指して駆け上る「トレイルラン」とは?

毎週金曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、BOYS AND MENの辻本達規が自身の趣味について語ります。11月7日の放送で取り上げたのは「トレイルラン」。そもそもトレイルランとは?はまったきっかけは?どんな魅力が?詳しい解説とともにおすすめポイントを紹介します。聞き手は榊原悠介アナウンサーと安藤渚七です。

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トレイルラン、知ってる?

辻本「お二人、『トレイルラン』はあまりピンと来ませんか?」

榊原「聞いたことはあります。険しいところを走るやつ?」

安藤「私は初めて聞きました。『ラン』だから走ることなのかな、とは思ったんですが」

トレイルランは「トレイルランニング」とも呼ばれ、「トレイル」=「未舗装地」、つまり林道や砂利道、登山道などを走るスポーツのことです。

安藤「登山じゃなく、走っていく山登りってことなんですね」

辻本「そうです。登山はもともとしてたんですが、兄がトレイルランを始めたのをきっかけに、僕も一緒に始めました」

「未舗装路を走る」という点でよく似たスポーツにクロスカントリーも挙げられますが、クロスカントリーは草原などの良く開けた平坦な場所で行われるのに対し、トレイルランは登山道やハイキングコースを走るため、起伏が大きいのが特徴です。

非常にハード

勾配のきつい上り坂、整地されていない地面、不均一な路面を走るトレイルランは、一般的なランニングの何倍も身体への負荷が大きくなります。

辻本「いろいろなスポーツをしてきましたけど、一番しんどいスポーツだと思います」

安藤「だって登山だけでもなかなかしんどいのに」

榊原「普通は歩くところですもんね。そこを走るんだから」

始めたばかりの頃はトレイルランではなく、普通の登山とほとんど変わらない速度でしか登れなかったという辻本。

辻本「10歩走ったら歩いて、ちょっと休憩したらまた10歩走って、みたいな感じの繰り返しでした」

それも何度も挑戦するうちに少しずつ慣れてきて、だんだん走りながら登ることができるようになったとのこと。継続は力なりです。

辻本「コツは大股じゃなくて、なるべく小股でちょっとずつ走ること。一歩一歩フルパワーで登ると、すぐに疲れがきちゃうから」

長距離走をイメージして、体力を温存しながら走るとよいそうです。

数日かけてのランも

岐阜県出身の辻本、地元の金華山ではトレイルランをしている人をよく見かけるそう。

辻本「初心者だと始めは10キロくらいから始めるんですけど、僕の友達は160キロとか走ってます。途中で仮眠とかとったりして」

160キロというと、大雑把に言うと愛知―大阪間くらいの距離はあります。走れるように最小限の荷物を入れたリュックを背負いながら、勾配のある道をその距離走る切るのは並大抵ではありません。

榊原「海外の大会だと、何日間かかけて競技をするものもありますよね」

辻本「そう、日をまたいでやったりもする」

走る場所が山なのでさまざまな危険があり、また時間帯や場所による気温差も大きいのだとか。万が一怪我をした時は自分で応急処置もしなくてはならないため、長距離のトレイルランは想像以上に過酷なようです。
それでも「僕もいつかやってみたいなぁ」と挑戦する意欲を見せる辻本。

辻本の実力は?

安藤「今の辻本さんは、標高何メートルの山をどのくらいのタイムで登れるんですか?」

辻本「金華山でやってた早駆け競争に参加したことがあるんですけど、120人中7位でした」

この早駆け競争は、岐阜県警察学校が新たに採用された初任科生を対象に行う伝統行事で、標高約330メートルの金華山を頂上目指して一気に駆け上がるというものです。通常の登山ではだいたい40~50分かかるところ、辻本は16分で登り切ったのだとか。

辻本「金華山は小さな山なんですけど、それでも頂上で酸欠になりました」

素晴らしい記録は残したものの、酸素ボンベを使うほど息も絶え絶えになってしまったようです。そんな辻本は、高層ビルやテレビ塔などの屋外階段を駆け上がる速さを競う「ステアクライミング」にも挑戦してみたいと考えているそう。

辻本「とにかく重力に逆らって登り続けるのが似てますよね。いつかやってみたいです」

飽くなきチャレンジ精神と好奇心で走り続ける辻本。ぜひまずは登山から始めてみて欲しいと、過酷ながらも達成感のあるトレイルランを勧めました。
(吉村)
 

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