サッカー大国ブラジル相手に悲願の初勝利!大逆転劇に沸く日本

サッカー日本代表は、東京の味の素スタジアムで行なわれた国際親善試合でブラジル代表を3対2で破り、ワールドカップ最多の5回の優勝を誇る王国から14回目の対戦で初勝利をあげました。10月15日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』も、この歴史的な勝利で盛り上がりました。つボイノリオと小高直子アナウンサー、重盛啓之アナウンサーがリスナーの投稿も交えつつ、この初勝利を伝えます。
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試合の行なわれた10月14日、およそ4万5,000人の観衆が集まった一戦で。前半に2点を先行された日本は逃げ切りを許さず、後半は南野拓実らの得点で追いつくと上田綺世が勝ち越し点をあげました。
世界ランキング19位の日本は6位のブラジルと通算成績が1勝11敗2引き分けとなり、優勝を目標に掲げる来年のワールドカップ、北中米3か国大会に向け、弾みのつく金星となりました。
つボイ「今までブラジル相手には、点も取ったことがないと思っていました」
小高「ブラジル戦では2017年と2006年に1点取ったくらいだと思うので、『点も取ったことがない』と感じるのもしょうがないです」
重盛「実際にほとんど取ったことがなかったですよ。昨日はよく3点も入れました」
日本がブラジルを破ったことは各国のメディアも速報で取り上げており、世界中が注目する試合となりました。
信じられない出来事
過去13戦勝利のなかったサッカー王国相手に歴史的1勝を挙げ、スタジアムは大歓声に揺れたようです。一夜明けた番組宛てにも、リスナーから驚きと喜びの声が寄せられました。
「テレビの字幕を見て目を疑いました。え、ブラジル相手に?とびっくりして、一気に酔いが吹き飛びました」(Aさん)
「これが4月1日だったらエイプリルフールかと思ってしまいそうですが、信じていいんですよね?」(Bさん)
「前半に2点を先制されて今回もダメかと思われた後半、キャプテン鎌田が1点を返すと中村(敬斗)が同点ゴール、そして上田がヘディングでたたき込んでいやマジ信じられへんわ!」(Cさん)
日本にとってはまさに夢のような、悲願の勝利となったことがうかがえました。
逆転勝利!
今回の試合が盛り上がったのは、初勝利を収めたからだけではありません。その勝ち方も劇的でした。
「初めて勝ちました!それも2対0から。歴史的な快挙です。同時刻に放送されていた政治のニュースも気になりましたが首相会談は翌日だし、今夜はサッカーにしようと思って見ていてよかったです」(Dさん)
つボイ「野球と違って、サッカーの1点2点は重いもんなぁ」
前半を2対0で終え、後半で巻き返すにはブラジルから3点奪わなければならない厳しい状況。
これまで点もろくに取らせてもらえなかった王国を相手に、見事な大逆転勝利を飾りました。
「野球は2アウトからと言いますが、サッカーはハーフタイムからということを肝に銘じておきたいと思います」(Eさん)
黒星のブラジルは
一方ブラジルでは「歴史的敗北」として、今回の結果を真摯に受け止めているようです。
「ブラジルは日本を甘く見ていたんでしょうかね。試合後、ブラジル代表の名将(カルロ・)アンチェロッティ監督は『負けは誰も受け入れられず残念だし、不満だ、今夜は大きな学びとなった』と敗戦を振り返ったそうです」(Fさん)
つボイ「この監督も偉いですよね。『負けたら忘れよう』ではなく、負けをしっかりと見つめていく。これは見習わなくてはいけないですよね」
後半戦、ゴール前でブラジル側がしたひとつのパスミスから一気に流れを変えた日本代表と、そのミスが影響し勢いを止められなかったブラジル代表。ひるまず迫り続けた結果の勝利でした。
「疑惑のPKもなし、疑惑のハンドもなし、疑惑のオフサイドもなし、ゴールライン越えをミリで判断する必要もなし、堂々とした勝ちっぷりでした」(Gさん)
スポーツの秋にふさわしい盛り上がりとなった今回の試合。来年のワールドカップに向けて、一段と期待が高まっています。
(吉村)
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