CBC web | 中部日本放送株式会社 / CBCテレビ / CBCラジオ

MENU

ドジャース対ブリュワーズ。スポーツジャーナリストが勝敗を予想

ドジャース対ブリュワーズ。スポーツジャーナリストが勝敗を予想

10月14日放送の『CBCラジオ #プラス!』ではスポーツジャーナリストの生島淳さんが、メジャーリーグのリーグチャンピオンシップシリーズについて取り上げました。生島さん一番の注目カードであるミルウォーキー・ブリュワーズ対ロサンゼルス・ドジャースについて解説します。

関連リンク

この記事をradiko(ラジコ)で聴く

各チームの特徴

アメリカのメジャーリーグでは、ワールドシリーズ出場をかけたリーグチャンピオンシップシリーズがいよいよスタートしました。
アメリカンリーグはすでに開幕しており、ナショナルリーグは10月14日(日本時間)にプレイボールとなりました。

ナショナルリーグでは、ミルウォーキー・ブリュワーズとロサンゼルス・ドジャースが激突。
レギュラーシーズンではブリュワーズがドジャース相手に6戦全勝と圧倒しており、ドジャースにとっては苦手意識が残るカードとなっています。
初戦を落とせば、精神的に大きく追い込まれる可能性もあると生島さんは指摘しました。

このシリーズの見どころのひとつが、両チームの攻撃スタイルの違いです。
ドジャースは「パワー野球」を得意とし、打球の飛距離を表す「バレル」指標ではリーグ4位。
一方、ブリュワーズは29位と、長打力では大きな差があります。

しかし、ブリュワーズはヒットエンドランや盗塁など、「スモールベースボール」によって得点を重ねてきたチームです。
出塁率も高く、粘り強く点を奪うのが特徴です。

生島さんは「打撃のタイプとしては、両極端なチーム同士」として、この対照的な戦いに注目しています。

投手力はドジャースが優勢か

投手力については、ドジャースが安定感を見せています。
山本由伸投手、タイラー・グラスノー投手、ブレイク・スネル投手、大谷翔平投手の4本柱が盤石のローテーションを形成。

一方のブリュワーズは、地区シリーズでの消耗があり、信頼できる先発が3枚程度と見られています。

当初はブリュワーズ有利と思われたブルペンも、佐々木朗希投手の好調により状況が変わってきました。
佐々木投手はフォーム改善によって再び100マイル超の速球を投げ込めるようになり、アメリカでも大きな話題となっています。

「投手陣全体としても、ドジャースに流れが傾いてきている」と分析する生島さん。

大谷翔平、不調?

大谷翔平選手は地区シリーズで不調が続き、18打数1安打9三振と苦しみました。

生島さんによると、対戦チームのフィラデルフィア・フィリーズの左投手による外角低めの攻めに対応できなかったそう。
フィリーズの万全な大谷対策に苦戦したようです。

ただし、対戦相手がブリュワーズに変わることで、攻め方も変化する可能性があります。
生島さんは「今日の第1打席に注目してほしい」とし、大谷選手がこのシリーズで復調できるかどうかが勝敗のカギを握ると語りました。 

どっちが勝つ!?予想

最後に、生島さんはシリーズの勝敗予想をしました。

生島「4勝1敗で、ロサンゼルス・ドジャース」

佐々木朗希投手の台頭やドジャースの投打のバランスが、ブリュワーズを上回ると分析しました。

ますます熱くなるメジャーリーグのポストシーズン。
日本人選手の活躍にも期待がかかり、今後の試合展開から目が離せません。
(ランチョンマット先輩)
 

この記事の画像を見る

オススメ関連コンテンツ

PAGE TOP