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半年間の賑わいに幕。大阪・関西万博を振り返る

半年間の賑わいに幕。大阪・関西万博を振り返る

「命輝く未来社会のデザイン」をテーマに、158の国と地域が一堂に会した大阪・関西万博が半年間の会期を終えました。来場者は会期序盤では1日あたり10万人にも満たない日もありましたが、SNSなどで評判が広まり、終盤は連日20万人以上が訪れる盛況ぶりでした。そんな万博最終日である10月13日に放送されたCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、万博をこよなく愛し、会期中何度も会場へ足を運んだつボイノリオが、小高直子アナウンサーと西村俊仁アナウンサーとともに大阪・関西万博を振り返りました。

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キモかわいいミャクミャク

つボイ「私は昨日行ってきました」

「本当は最終日に行きたかった」と語るつボイは半年間の万博を満喫した様子。最終日に参加するリスナーからも投稿が寄せられました。

「本日、万博最終日、私も息子と参ります。息子のミャクミャク愛が強すぎて、GWと息子の誕生日、そして最終日もミャクミャクを追いかけて万博へ臨みます。美味しいものもいっぱい食べたいと思います」(Aさん)

つボイ「ミャクミャク、最初は気持ち悪いと言われていましたけどね。おかしなもので今では大人気です」

愛・地球博のマスコットキャラクターであるモリゾーとキッコロも、登場時は賛否両論あったようです。今回のミャクミャクも当初は評判がいまいちでしたが、今や大勢のファンを獲得し、公式グッズの売り上げに大きく貢献しました。

小高「だんだん慣れてきたんでしょうね、そういうものですよ。いわるゆブサカワ系っていうんですかね、せんとくんも最初は評判悪かったけど、人気者になりましたからね」

小高がその名を挙げた「せんとくん」は奈良のマスコット。西村アナに似ていると評判になったこともありました。

「並ばない」は実現できず

万博の運営費収支は230億円から280億円の黒字となる見込みなのだとか。
序盤は来場者が少なすぎて赤字だと言われたものの、見事に巻き返したようです。一般来場者数も10月11日までの推計値で2,507万人を上回りました。

「本日万博最終日ですが、死に券の当日券との引き換えは昨日までで終わりだったので、今日は予約で来た人のみの入場のようです。
何はともあれ、ミャクミャクが人気になり黒字となったのは良かったですが、『並ばない万博』と言いながらしっかり並ぶなどのミスもありました。

私は昨日行きましたが、トイレの待ち時間が1時間でした」(Bさん)

小高「トイレは割と大丈夫だって、期間中皆が言っていましたけどね」

チケットや入場・来館日時をオンライン予約とすることで「並ばない万博」を掲げた大阪・関西万博。

しかし実際にはゲートでも会場内でも長蛇の列が絶えず、最後まで試行錯誤を重ねたようです。
一方で「並ばない」を実現するために完全予約制にしたパビリオンでは、「予約が取れない」とのクレームもあったようで、課題が残りました。

残された問題

「私は行けませんでしたが、成功で終わってよかったです。気になるのは建設費の未払いがどうなるかや、カジノにまい進するのかなどです」(Cさん)

西村「確かに、万博開催前からの問題がこの半年間の盛り上がりでうやむやになってしまった部分があるので、これが表面化してきた時にどうなるでしょうか」

運営費収支では黒字となるようですが、建設費の未払いに疑問を呈するつボイ。

つボイ「もちろんあってはなりませんが、赤字だから建設費が払えないという理屈はまだわかる。でも黒字なのに未払いというのはよくわかりません」

小高「他の国や業者が関わってややこしくなっている、という部分もあるのかもしれませんが、詳細はあまり見えてこないですね」

西村「運営費の収支ですから、万博以前に使われたお金の中に含まれていない可能性もありますし、どういう風に割り付けているのかでまた変わってくるかもしれませんね」

「税金で運営している事業なのでその辺りはしっかりして欲しい」と、閉会後の対応にも注目している様子のつボイでした。

おおむね5年ごとに開かれている大規模万博、次回2030年の開催国はサウジアラビアです。今後の課題として、多文化共生の理念や技術を後世へ引き継ぐ取り組みが取り上げられそうです。
(吉村)
 

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