連勝続かず…残り少ないリーグ戦。名古屋グランパスの戦いぶりは?

J1リーグも残り6試合となり、優勝争い・残留争いどちらも佳境に入りました。名古屋グランパスもケガ人が復帰する一方で好調とは言い難い状況です。9月27日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、城所あゆねが連戦となった試合について語りました。
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9月20日にホーム豊田スタジアムで行われたJ1第30節・湘南ベルマーレ戦は3-1で勝利。
前半9分、グランパスはFW永井謙佑選手のゴールがVARで取り消しとなります。
城所「最初に1点取れれば勢いがつくと思ったけど、ゴール取り消しで選手の気持ちが落ち込まないかちょっと不安だったんですが、前半19分にMF稲垣祥選手がペナルティエリア手前からのシュートを豪快に決めて先制します。このシュートめちゃくちゃカッコよかった!」
ぜひ今からでもハイライトを見てほしいとのこと。
その後も前半31分に永井選手、前半ATの48分にFW山岸祐也選手が決めて3-0で折り返します。
ただ、後半は山岸選手がイエローカードを2枚もらって退場。後半33分に湘南ベルマーレのFW鈴木章斗選手に1点返され、無失点で終えることができなかったのが残念です。
稲垣選手を称えたい
湘南ベルマーレは残留争いの渦中にあるため、ここできっちり勝つことができたグランパスにとっては降格圏との勝ち点差を広げることができてひと安心です。
「配信で観ました。稲垣選手の先制ゴールでこの試合の白星を確信できました!」(Aさん)
稲垣選手のゴールを称えるメールに、いかに素晴らしかったかを再び熱弁する城所。
城所「本当にこのゴール、勢いがつくと思うくらい豪快で素晴らしいシュートだった!」
「前半に3点取って最高!山岸選手の退場もあってちょっと苦しかったですが、勝ち点3取れましたね」(Bさん)
「稲垣選手のゴールでグッジョブだったのはMF和泉竜司選手。立ち位置が良かった」(Cさん)
J1優勝の望みも消えた
しかし、23日にデンカビッグスワンスタジアムで開催されたJ1第31節・アルビレックス新潟戦は、0-0のドローで終わります。
中2日の過密日程、しかもこのゲームはデーゲームということも影響があったかもしれないと城所。
城所「前半はお互い慎重な展開で、0-0で折り返します。後半はアルビレックス新潟がけっこう押し込む展開になりましたね」
アルビレックス新潟はJ1で最下位。降格圏に沈んでおり、わずかな残留への希望を賭けて必死に食らいついてきます。
結果的にドローで勝ち点1を手にしたと同時に、数字上まだ残していたJ1優勝の確率も消滅しました。
負けなかったことと勝ち点1を積み上げたことは、現在のグランパスにとって重要なことであるものの、今季前半のの低空飛行を考えると、上位10位までに入れるかどうかも微妙な状況です。
ぼろ負けの鹿島戦
放送当日、27日のホーム・豊田スタジアムでのJ1第32節・鹿島アントラーズ戦を観戦した城所。終了直後に電話レポートを寄せました。
城所「結果は0-4でぼろ負けしました。首位相手に最後までボコボコにやられてメンタルに来たというのが正直な気持ちです。
ただ前半点を入れられてもスタジアムの雰囲気は『まだいける、点を取り返せる』って感じでした。
アントラーズに対して前半はいい試合をしているシーンもあったからこそ、ワンチャンあると思ってたけど決めきれず、うわぁ…ってなりました。4失点というのがきつい」
けが人も復帰しつつある今、残り6試合で少しでも上位を目指してもらいたところです。
次の試合は、10月4日に豊田スタジアムで開催のJ1 第33節・セレッソ大阪戦です。
(葉月智世)
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