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CBC中村彩賀アナ×阪神ファン友廣南実アナ、悲喜こもごものドラゴンズ観戦記

CBC中村彩賀アナ×阪神ファン友廣南実アナ、悲喜こもごものドラゴンズ観戦記

次世代の人気アナを目指す若手アナウンサーたちがしのぎを削る、のびのびトーク番組CBCラジオ『アナののびしろ』。9月20日の放送では、中村彩賀アナウンサーが阪神ファンの友廣南実アナとの観戦エピソードを披露。喜ぶタイミングが真逆になる珍エピソードについて語りました。

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石川昂弥選手の劇的ホームラン

リスナーから「今年は最後の最後までドラゴンズから目が離せません。中村さんは今年から『サンデードラゴンズ』を担当されましたが、どんなことが印象に残っていますか」という投稿が寄せられました。

中村が最も印象に残っているのは、石川昂弥選手が1軍に上がって即スタメンとなり、その日にホームランを打った試合でした。

「打てるかなと思って結構そわそわしてたんですけど、カーンと快音が鳴って、いつもの3倍くらい会場が盛り上がってました。私、本当に鳥肌立って、すごいドラマ見たなって思いましたね」

ボスラー選手の好きな日本語

また、セ・パ交流戦で埼玉西武ライオンズの本拠地、ベルーナドームで『サンデードラゴンズ』の中継をした際に、最も印象に残ったのがジェイソン・ボスラー選手とのやり取りでした。

好きな寿司ネタを聞くと「サーモンとマグロ」、そして一番好きな日本語を聞くと「おざす」という答えが返ってきたのです。

これは選手たちが「おはようございます」と挨拶を交わすうちに、言葉が短縮されて「ざす、おざす」という独特の言葉になったものだと中村は推測しました。

「ボスラー選手の好きな言葉、一番最初に出てきたのが『おざす』って。なんかすごい可愛らしいなって思いました」

虎党・友廣アナとの観戦記

今シーズン、中村はバンテリンドームナゴヤで16試合を観戦。9月初めには阪神タイガース戦2日間と読売ジャイアンツ戦1日で3日連続で応援し、2勝1敗でした。

「相変わらず、少し勝率がいいです。ふふ」

阪神戦の2日間は、大大大の阪神ファンである友廣南実アナと一緒に観戦。1日目は小川実桜アナも加わり、3人で楽しみました。

友廣とは喜ぶタイミングが真逆で、中日が点を入れると友廣は「うわー、なんで」と頭を抱え、中村は「やったー!」と飛び跳ねる。それを小川が笑って見守るという、面白いバランスでした。

勝利の女神と悔しいラーメン

この日は5回に細川成也選手のスリーラン、6回に石川昂弥選手のホームランが出て、中日が勝利。中村によると、友廣とバンテリンドームで阪神戦を観戦すると、中日が勝つ確率が高いそうです。

「私が行くと阪神が負けちゃう」と嘆く友廣。中村が「みぃちゃん(友廣)は中日の勝利の女神なんじゃない?」と盛り上がると、友廣は本気で落ち込んでいたそうです。

「もういいじゃん、勝ってるんだから。どうせ来週には優勝してるよ。1回でも勝たせてよ。こっちはCSかかってんだよ」と、中村は友廣に訴えていたようです。

試合後は3人でラーメンと餃子をもりもり食べて解散。中日が勝ったため中村はハイテンションで「餃子もう1個食べていい?」と言い、友廣は「はぁ。明日は絶対勝ってほしい。明日も負けたら絶対ラーメン食べよう」としょんぼり。小川はそれを見てやっぱり笑っていました。

逆転ならずやけくその大盛

2日目も友廣と観戦。序盤は7対0と大差をつけられましたが、途中で4点を入れ、さらに1点追加して7対5まで追い上げました。最後はブライト健太選手に期待しましたが、逆転ならず。

「友廣は喜んでました。私は『えー!』。大差があると諦めもつくんですけど、いい感じで5点まで来てしまうと、『いけるんじゃない?』と思っちゃうんですよ。あと2点差だったのに行けなかったから悔しくて」

この日は中村が友廣に「ちょっと今日ラーメン食べよ!」と提案し、前日と同じラーメン屋に2人で行きました。悔しすぎて大盛りにしてしまったそうです。

「ラーメンはとてもおいしかったです」

レフトスタンドでの温かい出来事

3日目の巨人戦は、ドラゴンズにハマりかけている営業の同期と一緒にレフトスタンドで応援しました。

「やっぱり外野が一番楽しいですね」

この日のお供は安定のポテト。いつもはアンチョビ味を買いますが、今回は挑戦してマルゲリータ味を食べました。中にチキンも入っていてすごくおいしかったそうです。

外野の楽しさはドラゴンズファンと喜びを共有できること。悲しい時は一緒に落ち込み、嬉しい時は隣の人と応援バットでハイタッチするのが楽しいといいます。

ドラファンの優しさに触れて

この日、ほっこりした出来事がありました。7回のラッキーセブンでは、ドラゴンズファンがレフトスタンドで全員立ってタオルを掲げて歌います。

中村はいつもユニフォームを着て、ドアラのカチューシャをつけて、応援バットを持って、ドアラのマフラータオルを持って応援していますが、なんとその日に限って会社に全てを忘れてしまったのです。

「ショックで本当に。立つのやめた方がいいかな、ちょっと浮いちゃうかなとか思っちゃって。同期と『どうする、どうする』って言ってたら、隣の優しいお姉さんが『私いっぱいタオル持ってるので、これ2人で使ってください』って言ってドアラのタオルを渡してくれたんですよ」

さらに前に座っていた優しいお兄さんも「僕もたくさんタオル持ってるんで、どうぞ」と細川成也選手のタオルを渡してくれ、無事に2人は1枚ずつタオルを持って応援歌を熱唱することができました。

「お姉様、お兄様、ありがとうございました。ドラゴンズファンの優しさをひしひしと感じました」

一度話した人の顔は忘れない

観戦中も、たくさんの方が「サンドラ見てるよ」と声をかけてくれたり、一緒に写真を撮ったり。直接会って話せることが、中村にとって嬉しいポイントでした。

中村は一度話した人の顔は基本的に忘れません。最近は友だちのように話せることが嬉しいそうです。

同じ試合は二度と訪れず、毎日毎日違うことが起きる。それが野球の現地観戦の楽しさだと中村は締めくくりました。

「シーズンが終わるのが寂しいなと思う今日この頃です」
(minto)
 

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