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加藤里奈、ピアニスト石井琢磨のリサイタルを体験

加藤里奈、ピアニスト石井琢磨のリサイタルを体験

9月2日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、パーソナリティの加藤里奈がピアニスト石井琢磨さんについて語りました。先月、電気文化会館 ザ・コンサートホール(名古屋市中区)で開催されたリサイタル『たくおん 5th ANNIVERSARY 石井琢磨ピアノリサイタルツアー2025』に足を運んだ加藤、あらかじめ予習して役に立った本を紹介しました。聞き手は三浦優奈です。

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石井さんはこんな人

石井さんは現在35歳。徳島県生まれ、名古屋育ち、ウィーン在住のピアニストです。
名古屋では小・中学校の期間を過ごし、中日ドラゴンズの田島慎二コーチとこどもの頃から仲良しだとか。

YouTube登録数が約32万人。320本以上の動画を投稿していて、総再生回数は1億回と大人気のYouTuberでもあります。YouTubeはピアノ演奏をメインに海外での生活風景なども多数。

ツアー名「たくおん」は石井さんのYouTubeチャンネルの名前で、今回は石井さんのYouTube開設5周年を記念したリサイタルです。

リサイタルのセットリストは、動画で取り上げた曲で構成されていたそうです。

お宝プログラム

リサイタル会場は名古屋市中区の電気文化会館の中のザ・コンサートホール。加藤は音楽専用ホールでクラシックを聞くのは初めてだったそうです。

加藤「厳かな空間に石井さんとピアノ。これがリサイタルというものか、と初の体験でドキドキでした。緊張してたし、静かだから息の仕方がわかんなくなっちゃって、へんなゴックンってしちゃった」

入り口で貰ったプログラムノートが役に立ったそうです。今回演奏するセットリストには、曲の解説とその曲の演奏動画が見られるQRコードが載っていたとか。

加藤「これ貰えただけで、行った甲斐があったなと思える、このプログラムが宝物になった感じでした」

加藤の手元のプログラムノートは読み込んでシワシワ。動画も全て見返したそうです。

初心者に最適

用意周到の加藤、石井さんが書いた『これが規格外の楽しみ方! たくおん式なるほどクラシック』(KADOKAWA刊)という本で予習をして行ったそうです。

加藤「石井さん自身がクラシックをもっと身近に感じてほしいという思いもあり、これはクラシック初心者にわかりやすく書かれているんです」

大作曲家の魅力、過去のピアニストたちの偉業、海外の音楽大学事情、指揮者・コンサートマスターの仕事に直撃したエピソード。さらにはピアニストの頭をのぞき見するなど、盛りだくさんだそうです。

加藤「ウィーンというと音楽の街。クラシックのコンサートってこんな厳かな空間でやるんだって、最初のページから写真がすごく多いので見てて楽しいです」

ヤバいくらいに読みやすい

クラシックの素朴な疑問コーナーでは、クラシック音楽は中世から20世紀までの西洋音楽をさすという解説が載っていたり。

また、リサイタルのセットリスの中にもあったショパンについては、「ヤバいくらいにセンシティブで病的なものが多い」という解説。

フランクな文体なので、親近感を持って読み進めることができたそうです。

加藤「この本で予習して、見に行ったらすごく楽しめた。YouTubeを見るのもあり。『たくおん』と検索したら出てきます。石井さんのリサイタルは知識がなくてももちろん楽しめますよ」
(尾関)
 

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