3分待たない?チキンラーメン十人十色の食べ方談義

8月25日は「即席ラーメン記念日」。1958年(昭和33年)に日清食品が「チキンラーメン」を発売した日です。この日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、パーソナリティの光山雄一朗アナウンサー、三浦優奈、CBC論説室の石塚元章特別解説委員が、チキンラーメンの食べ方について盛り上がりました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く世界を変えた「魔法のラーメン」
1958年8月25日、日清食品が世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発売しました。
創業者・安藤百福が開発した、お湯をかけるだけで食べられる画期的な商品は、戦後の日本で爆発的にヒット。食文化に革命を起こしました。
今や世界中で愛される食品となり、私たちの食生活に欠かせない存在です。
お湯を入れたらすぐ食べちゃう
まず光山が、真っ先に自分の食べ方を語り始めました。
光山 「チキンラーメンは、お湯をぱっと入れたら、すぐ食べる。ちょっと硬い状態から食べる。で、だんだん柔らかくなっていく。あのグラデーションを楽しむっていうのは好きなんですけど」
三浦「私もすぐ食べるタイプですね。ちょっと固いまま楽しむ」
光山「ちょっとパリッとした食感もある」
三浦「スナックな感じで」
ふたりとも、硬めの食感が好きなことで意気投合しました。
2分スタートの「石塚メソッド」
そして、石塚からも共感の声が上がりました。
石塚「わかります。あれね、普通3分とかって言ってるけど、3分完全に待ってから食べると、食べ終わる頃には柔らかくなりすぎてる感じがするんで。私も固いうちからは食べないけど、2分ぐらいのところから食べ始める」
1分前倒しで食べることで、最後まで美味しく味わえる。石塚はこの方法を「石塚メソッド」と名付けているそうです。
トッピングで広がる楽しみ方
石塚「最近、たまごを入れるためにくぼみを作ったりしてる」
三浦「“たまごポケット”ありますよね」
石塚「昔なかったけどね」
チキンラーメンに卵を乗せるためのくぼみ「たまごポケット」が登場したのは2003年のこと。それまでは平らな麺の上に卵を乗せるしかなく、うまく中央に収まらないこともありました。
三浦「あと、ごま油垂らすと美味しいですよ、最後に」
光山「いいですね!」
三浦「風味が出て」
話が盛り上がるにつれ、三浦と光山から「お腹が空いてきますね」「ほんとですね」と本音が漏れました。
リスナーの個性派アレンジ
番組には、リスナーからも個性的な食べ方が続々と寄せられました。
「チューブのニンニクを1センチぐらい入れるのと、あとブラックペッパーを入れて食べています」(Aさん)
光山「ちょっとパンチが強くなるのかな」
「残ったスープには白米を入れて食べています」(Bさん)
三浦「これも美味しいですよね」
「半分に割ってばらして、まず半分をおつまみにする。あと半分は普通にラーメンを作る」(Cさん)
ひとつで二度楽しむ斬新なアイデアも飛び出しました。
即席ラーメン記念日のチキンラーメン談義。硬め派、ニンニク派、半分おつまみ派と、食べ方は十人十色。発売から67年、自由にアレンジできる懐の深さも、愛される理由のひとつなのかもしれません。
(minto)
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