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天皇杯初戦は3-0で完封勝利!昨年の悪夢を振り払った名古屋グランパス

天皇杯初戦は3-0で完封勝利!昨年の悪夢を振り払った名古屋グランパス

日本代表戦の関係でリーグ戦に代わって天皇杯初戦を戦った名古屋グランパス。J1でも下位リーグやJFLなどに敗れるチームが出てくる中、安定した戦いぶりで見事勝利で飾りました。6月14日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、城所あゆねが天皇杯を振り返ります。

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残業のトラウマが脳裏をよぎる

11日、ホーム豊田スタジアムで開催された天皇杯2回戦・ヴェロスクロノス都農戦。J1チームは2回戦から登場となりますが、グランパスは3-0で見事勝利しました。

ヴェロスクロノス都農は、宮崎県児湯郡都農町を本拠地とするチームで九州リーグ(地域リーグ)に所属。Jリーグ加盟を目指しています。

城所「前半はですね、またもや0-0で折り返すんですよね。私はこの時点で『残業かもな』と覚悟しました(笑)」

「残業」とは、90分の前後半では決着がつかず延長戦に突入すること。
リーグ戦では引き分けで終わりますが、ルヴァンカップや天皇杯はトーナメント形式のため勝者を決める必要があり、90分で決着がつかなければ延長(前後半各15分)、それでもだめならPK戦で勝敗を決めるのがルールです。

グランパスは今年のルヴァンカップで既に残業を経験済み。4月16日の1stラウンド2回戦・カターレ富山戦では、残念ながらPKで負ける悔しい思いをしました。

目の前のゴールに大興奮

試合は後半になって動きます。
後半2分、まずはMF稲垣祥選手の豪快なボレーシュートで先制。「マジでカッコよかった!」と城所も大絶賛。

城所「しかも、名古屋グランパス側のエリアでゴールしてくれたんです。だから得点してくれたら全部目の前で観れるんです」

続く後半22分には、DF原輝綺選手がこぼれ球にうまく反応してゴール、そして後半34分には途中出場のFW山岸祐也選手が得点します。
山岸選手は今季前半ケガもありましたが、これで完全復帰と言っていいほどの活躍を見せました。
このまま試合はタイムアップ。グランパスは2年振りに天皇杯3回戦へコマを進めました。

どこまで順位を上げられる?

リスナーからのコメントです。

「中断明けはいつもぐらつく我がグランパスですが、天皇杯も危なげなく勝利!強いチームの勝ち方になりつつありますね」(Aさん)

城所「どこまで(順位アップを)想定しているのかな?私は正直、まだJ1残留を心配してるところなので。しっかり着実に勝ち点を積み上げていってほしいです」

「無事、昨年のリベンジを果たしましたね!」(Bさん)

そう、グランパスは昨年の天皇杯2回戦でJAPANサッカーカレッジに0-1で敗戦。悔しい思いを忘れていなかったサポーターは少なくありません。

城所「昨年の悪夢を覚えているサポーターも多いんですよね」

なお、移籍期間中に選手にも動きがあり、9日にFW榊原杏太選手がJ2藤枝MYFCに期限付き移籍したこと、12日にグランパスへフルミネンセFC(ブラジル)よりレレ選手が期限付き移籍で加入することも発表されています。

なお、15日にアウェイのノエビアスタジアム神戸で行われたJ1第20節・ヴィッセル神戸戦は1-2で敗れました。
次の試合は、21日にJ1第21節ホーム・豊田スタジアムで清水エスパルスと対戦予定です。
(葉月智世)
 

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