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3年で需要が8倍増!高齢者や入院患者に人気のネイルサービス

3年で需要が8倍増!高齢者や入院患者に人気のネイルサービス

ネイルケアはおしゃれの1つとして行っている女性も多いと思います。他人から見られやすい部分なのでキレイにしたいというのもありますし、気に入った色やデザインで気分も上がるアイテムでもあります。そのネイルケアですが、実は年齢的に上の女性も楽しむ動きが広がっているそうです。5月23日放送『CBCラジオ #プラス!』では、天野なな実が気になるニュースとして日本経済新聞の記事を取り上げ、竹地祐治アナウンサーとともに解説しました。

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ネイルサービスが人気

記事によると、足腰が弱って外出の機会が減り落ち込んだ時、爪のオシャレで気分を上げてもらおうと、高齢者向けのネイルケアが広がっているそうです。

大阪にある日本保健福祉ネイリスト協会が、高齢者向けにネイルサービスを手がけているとのこと。

この団体に加盟しているネイリストさんが高齢者施設や病院に出張し、なかなか気軽にネイルサロンに行くことができない入居者さんや入院患者さん向けに、マニキュアを使ったネイルサービスを行っています。

さらに高齢者向けだけではなく、抗がん剤治療で爪が変色してしまった患者さんなどにも好評とのことです。

マニキュアを塗ることで変色した爪を隠すことができたり、爪の保護にもつながります。

人気のデザインは?

天野が普段行っているジェルネイルは、マニキュアよりも長持ちするのがメリットですが、取ってからまた新しいものをつける必要があり、1時間から1時間半ほどかかってしまいます。

高齢者や患者だと長時間待つのは負担がかかってしまうからか、マニキュアでの対応となっています。

それでも、デザインが変わるだけで気持ちが変わります。
特に人気のデザインはお花で、4月は桜にしたり6月はあじさいにしたりと、なかなか外出できない入院患者、足腰が悪くなって自由に歩けないという方にとっても、爪先で季節を感じることができます。

冬はと雪の結晶のシールなどもあるそうで、花に限らず季節感を感じることができそうです。
 

介護美容の需要が増えている

そのような方向けの美容を「介護美容」というそうです。ネイルに限らず、メイクやエステなどにも広がりつつあるとか。

介護美容を導入している施設は3年間で約11倍にまで伸びていて、利用者も約8倍に増えている点から見ても、確実に需要はあるようです。

介護美容ではないですが、天野もかつて似たような経験をしたことがありました。

身内で病気にかかった方が、デコレーションされた他の人のガラケーを見たところ気に入ったため、老眼鏡のケースをデコレーションしてあげました。
すると、すごく喜んで気持ちも明るくなり、いろいろと話すようになったそうです。

天野「こうやって目に見える物、身近な物が整っていたりキラキラしていたりオシャレだったりすると、いくつになっても気分も上がるんだなと思って」

病気に対して薬などで治療しますが、気分も治療に大きく作用します。

最後に天野は「これってやっぱりメンタルケアみたいな気持ちの安定につながることなんじゃないかなと思って、どんどん介護美容はいろんな形で増えていけばいいなと思って、今日はご紹介させていただきました」とまとめました。
(岡本)

 

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