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共感!働くパパママ川柳の受賞作品20作が決定。大賞は「壁」

共感!働くパパママ川柳の受賞作品20作が決定。大賞は「壁」

第9回「オリックス 働くパパママ川柳」の受賞作品が決定しました。約6万作品から選ばれた大賞は現代の厳しさを表した一句です。5月22日の『CBCラジオ #プラス!』で、永岡歩アナウンサーと山本衿奈が受賞作品の中から印象的な川柳を取り上げました。

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大賞は壁だらけな一句

「オリックス 働くパパママ川柳」は、働きながらの子育てに奮闘するパパとママ、家族の日常をテーマとする公募川柳です。
対象に選ばれたのはこの一句。

「預け先 年収キャリア 壁だらけ」

共働きしようにもまず預け先が見つからないのが今の日本。
作者も「私も夫の転勤で仕事を辞めたり、預け先が見つからず復職に苦労したり」とコメントを出しています。

また130万円の壁の影響で働き方を見直す必要があったりと、出産を経てから仕事に就くには様々な壁が立ちはだかっています。

山本「特に女性ならではの悩みがギュッと詰まっているなっていう、今の時制を表している川柳だなっていうのは思います」

米不足…ほっこりミス…

「オリックス 働くパパママ川柳」では大賞を含めて全20作品が表彰されています。
例えばこちら。

「米不足 時短メニューの 種類減る」

時間がなくてもサクッと作れる丼ですが、昨今の米不足によって米を使った時短メニューの選択肢が減っていってしまっています。
作者は「ママ友の話を聞くと、おかゆにしたり、オートミールを混ぜたり、工夫してる家庭もあるようです」とのことです。

一児の父である永岡が共感したのがこちら。

「部署記入 やってしまった さくらぐみ」

こどもの持ち物に名前と組を書き続けると、ついつい会社の書類にも我が子の情報を書いてしまいがち。

永岡「逆もまた然りっていう。癖でね、娘の方に自分の『アナウンス部』って書いちゃうみたいなのもあったりね」

これには多くの働くパパママが共感しているかもしれません。

音読が子守唄?

最後に山本が気になった一句です。

「音読の 宿題聞いて ママが寝る」

山本も小学生の頃、実際に音読をしていたら母親が寝たことがあったとか。

山本「お母さん疲れてるからね。こういうの聞きながらうとうとしちゃう気持ちもわかる」

この「眠くなる」ということから永岡がふと思ったようです。

永岡「人ってさ、眠くなるとさ、なんか出てない?なんとか波」

というのも、娘の横にいると急に眠くなるそうです。
また運転していても、後部座席の人が寝ていてもなんともないのに、助手席の人が寝ていたら眠くなるとのこと。これには山本も共感しました。

永岡「あくびと同じような。なんかそういうのがあるんじゃないかなっていうのはすごい思う」

ひとつの川柳で「あるある!」と話題が膨らむ働くパパママ川柳。
これを通じて仕事や家族との向き合い方がより前向きになるきっかけとなりますように。
(ランチョンマット先輩)
 

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