「面白えやつ」スポーツジャーナリストが注目する中日の選手とは

プロ野球がスタートして約1ヶ月。5月6日の『CBCラジオ #プラス!』では、スポーツジャーナリストの生島淳さんが今シーズンのプロ野球について、野球実況を担当している光山雄一朗アナウンサーと語りました。
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CBCラジオの放送エリアが本拠地の中日ドラゴンズは、5月6日の放送時点で13勝15敗で5位につけていますが、生島さんは「点が入らないため投手戦になっている」と見ています。
打者については「誰かあとすごく当たる人が」と指摘しましたが、「マルティネスがいなくなってもブルペン強い」と太鼓判。
これには光山も「そうなんですよ」とニヤリ。
光山によると、ファームにもいい中継ぎピッチャーがいますが、一軍が強固なあまり上がれないほどだそうです。
金丸投手のことはどう思う?
5日の試合ではドラフト1位の金丸夢斗投手がプロ初登板。
初球152kmのストレートを投げ、球場にはどよめきと大きな拍手が起こりました。
しかし3回途中から140km台と落ち、4回に捕まってしまいます。
6回2失点という結果になりましたが、光山は「プロデビュー戦としては上々だし、見えた要所要所の素晴らしさはこれからが楽しみ」と期待を込めます。
生島さんは「マネージメントがここからできるようになるかっていうのがひとつポイントだろうなと思います」と話しました。
注目する中日の選手は?
生島さんが中日で注目している選手は山本泰寛選手。
生島「突飛なプレイをする」
4月30日の試合、9回ツーアウト満塁の場面で山本選手はセーフティバントを選択。
3塁走者がアウトになってしまいましたが、生島さんは「面白えな」と一目置いています。
もうひとりの注目選手は根尾昂投手。
ファームでは10試合投げて防御率は0点で、今シーズン初めて投げた試合でもいいピッチングを見せました。
さらなる活躍に期待です。
ヒヤヒヤするも夢中になる「劇場」
生島さんが面白いと感じているのが「劇場」です。
これは9回のクローザーがランナーを背負って観客をヒヤヒヤさせながらもしっかり抑える場面のこと。
例えば千葉ロッテマリーンズの益田直也投手がランナーを出しつつも抑えることが多く、これを「益田劇場」とファンから呼ばれています。
生島「自分でフォアボールを出して満塁にしといて、三振とってガッツポーズするとかってあるんですよ」
これにはアシスタントの山本衿奈も驚きます。
山本「『ピンチの状況の方が自分はなんかいい』って…?」
生島「そうとしか思えない!完全にひとり相撲で『お前何やってんだよ』って思うんだけど、三振とるとね、ほっとしたりする」
この各チームの劇場に注目しているそうです。
ちなみに益田投手は名球会入りの250セーブまであとわずか。益田投手の偉業達成にも注目です。
(ランチョンマット先輩)
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