奥深いチーズの世界! チーズ鑑評騎士が推す「チーズバーガー」とは?

奥深いチーズの世界! チーズ鑑評騎士が推す「チーズバーガー」とは?

チーズがあらゆる食卓に欠かせない最高の美食という信念を持ち、フランスの伝統的なチーズの普及に貢献した人が与えられる「フランスチーズ鑑評騎士」という称号の持ち主の森本直子さんが、皆が知らないチーズの世界をエスコートします。オススメのお店3つと、普段の食事が簡単に美味しくなる活用法を紹介しました。

噛むとキュッキュッと音がする不思議な食感チーズ

CBCテレビ:画像 『チャント!』

フランスチーズ鑑評騎士・森本さんと、今回リポーターとして同行する女優の清水由紀さんが最初に訪れたのは、「チーズカフェ アルピンヌ」。“子どもから大人まで幅広くチーズが楽しめるカフェ”をコンセプトとしていて、チーズを使った様々な料理を提供しています。

(フランスチーズ鑑評騎士 森本さん)
「噛むとキュッキュッと音がする不思議なチーズがある。ここでしか食べられない新食感チーズ」

森本さん激推しの、噛むとキュッキュッとするチーズは「はるみチーズ」。見た目はよく目にするチーズと同じような色と形です。早速、清水さんが食べてみると、

(女優 清水由紀さん)
「すごくキュッキュッと自分には聞こえる、不思議!」

もともとは地中海にあるキプロスが原産国で、乳酸菌を加えず凝乳酵素で固めるためキュッキュッという食感になるそうです。さらに驚くのは、はるみチーズは油で揚げてもフライパンで焼いても溶けません。その秘密は作る工程にありました。ミルクを固めた生地を長時間お湯で煮るとチーズが固く締まり、加熱しても溶けださないので独特な食感になります。

自宅の調味料で簡単味変

CBCテレビ:画像 『チャント!』

身近な調味料で美味しさがアップするチーズがあると紹介したのは、「The蔵」という酒店の中にあるチーズ専門店「プティプレリ」。店内に入ると、お酒と共にショーケースや冷蔵庫にフランス、イタリア、スイスなどさまざまな国のチーズがおよそ100種類もならんでいます。

まず、身近な調味料で簡単に美味しさアップができるのがブルーチーズ。一番あう調味料は「ハチミツ」です。わりと有名ですが、チーズのプロいわくドバッとかけるのではなく少しつけるだけにすると、独特の塩味とハチミツのまったり感、この2つの味のハーモニーがよくわかるのだそうです。

つぎに、スーパーなどでも手に入るモッツァレラチーズ。相性のいい調味料は…おみそ汁です。店長の加古さんにモッツアレラチーズ入りのおみそ汁を作ってもらいました。材料は、モッツァレラチーズと赤みそと青ねぎ。おみそ汁に入ったトロトロのモッツァレラチーズを食べた清水さんは、

(女優 清水由紀さん)
「合います!飲んでいくうちにミルクが溶け出して、まろやかな味に」

ミルキーな感じに大変身しました。

チーズのプロも大興奮のチーズバーガー

CBCテレビ:画像 『チャント!』

チーズがこれでもか!というくらいかかっているチーズバーガーが食べられると訪れたのは、アメリカンスタイルの「ミッドタウンバーベキュー名古屋」。こだわりは低温で長時間スモークしたスペアリブや、牛肉100パーセントの本格ハンバーガー。一番人気はチェダ―を使った料理。チェダ―チーズは酸味とコクがあるハードタイプのチーズ、これをたっぷり溶かしてハンバーガーにかけました。いい香りのするチェダ―チーズに森本さんも大興奮!食べてみると…、

(フランスチーズ鑑評騎士 森本さん)
「とろけたチーズがソースみたいにお肉に絡み合って、すごく合う」

チェダーチーズにはチェダリングという独特の製法があります。フライパンの中で反転して積み重ねて溶かすことでコクがアップします。このチェダリングをすることで、酸味とコクが増してお肉との相性が抜群になります。

チーズの知らない世界を発見、チーズ鑑評騎士の森本さんいわく、その魅力は、まだまだこんなものではないそうです。
CBCテレビ「チャント!」5月23日の放送より。

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